国師ヶ岳は本年6月に登る予定だったがウィークディは道路工事で殆ど通行できないため諦めた。石和温泉の宿を7時過ぎに出る。R140を走らせ替地で左折、乙女高原・柳平を通過する。6月に来た時のゲートは開いていた。一箇所、地道が出た工事中のところはあるが舗装された快適な道が続く。金峰山は雲が掛かっているが大弛峠に続く稜線の低い部分は望まれる。大弛峠は道路脇にも車で溢れていた。長野側は地道になる、少し下ったところに路駐する。身支度を整え出発する。
峠のトイレの横で交通量を測定していた。登山口から十数メートルで大弛小屋がある。主人らしい人が木の板を削っていた。大きな石の混じる山道となる。夢の庭園の案内を右に見る。コメツガなどの混じる鬱蒼とした深い森となる。少し登るとまた夢の庭園の案内がある。ひと登りで山陵に出る。石の前に前国師ヶ岳の大きな標識が現れる。視界が展け、深い森を抱いたユッタリとした稜線の北奥千丈岳が目に飛び込んでくる。西には岩場を従えた小川山が望まれる。
少し下り分岐の三繋平に到着。直ぐに秩父最高峰の北奥千丈岳に達する。頂部は岩場で景観が拡がる。3人の単独行が寛いでいる。対面に森の中に岩場の出た国師ヶ岳が見える。
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夢の庭園 | 三繋平 |
来た道を三繋平まで戻り、国師ヶ岳に向かう。少し下り、ひと登りで山頂に達する。甲斐秩父国立公園の大きな標識と山梨百名山の標識と一等三角点がある。夫婦連れ二組が寛いでいる。対面に今登った北奥千丈岳に数人の人が立っているのが望まれる。山頂を後にする。
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小川山 | 国師ヶ岳 |
晴れているのはこの辺りのみで、他の2500M級の山には雲が掛かっていた。帰路は夢の庭園に下る。見晴らしの良いところに出ると、大岩の上に木の階段が設置されている。大岩の間に木が生え独特の雰囲気を醸し出している。昼時となり、三々五々登山者が寛いでいる。
登山者が次々に登って来る。大弛峠の車のところまで戻る。来た道を戻り、R141/R52/R1と繋ぎ清水ICから高速に乗る。岡崎ICで降りR1/R23と走り帰宅となる。
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