東床尾山・粟鹿山

粟鹿山
粟鹿山

【日 時】2003年 9月21日(日)
【天 候】曇り
【山 名】東床尾山(839m)・粟鹿山(962m)
【山 域】兵庫
【ルート】 (8:00)糸井の大カツラ--(9:15)東床尾山山頂--(10:25)糸井の大カツラ==
(11:45)休憩所登山口--(12:30)林道--(13:55)粟鹿山--
(14:55)林道--(15:35)休憩所登山口
【所要時間】2時間25分・3時間50分
【メンバー 】単独


早朝、兵庫/京都北部の降水確率は50%の予報だった。宿を7時過ぎに出て、予定通り東床尾山に向かう。R9を右折し県道に入る。糸井の大カツラの案内に従い、直進する。道なりに車を走らせる。分岐を左に入ると地道になり、終点に着く。

駐車場は赤い盛土で作られ、簡素なトイレがあった。大カツラの周りにはロープが張られていた。大かずらは十数本の木からなり木の周りには注連縄が張られていた。高く大きく立派な木の印象を持った。

雨は降っていないが雨具を着装する。身支度を整え出発する。取り付きのところが未整備で、草の被さるところもあるが、概ね良く整備された道だ。助右衛門大桜は谷の対岸にあった。右上に林道を見ると、鉱山跡に出る。植林帯に入り、谷沿いに暫く進むと尾根道とログハウスの分岐になる。
糸井の大カツラ ログハウス
糸井の大カツラ
ログハウス
ログハウスは帰りに寄ることにして、30分の尾根道に進む。尾根に入ると潅木帯の一気の急坂になる。霧の混じる暗い林の上に開けた空間が現れる。

山頂の周りには黄色い花が咲いていた。北側の展望が開け、黄金色になった山間の盆地が展がった。風が強く、南側に雲が飛んで、鉄鈷山方面はガスの中だった。三角点などカメラに収め、西に見える青い小屋に進む。
東床尾山 東床尾山山頂
東床尾山
東床尾山山頂
造林の作業小屋で索道などの重機があったが、あまり利用されていない様子だった。尾根沿いの広い道を暫く進むと、西床尾山の分岐となる。切り開きの草地の中に避難小屋のログハウスがあった。

ユックリとジグザグに下り、分岐に達する。来た道を辿り、車のところに戻る。

和田山からR429を暫く走らせ、粟鹿神社の案内に従い、右折する。粟鹿神社を右に見て先に進む。2車線の広い道路に出て左折。無線施設の粟鹿山を見ながら当勝神社、キャンプ場など迷走。西宮市立山東少年自然の家で粟鹿山のルートを尋ねる。新ルートの概略図を貰う。自然の家を通り、少し走らせると休憩施設がある。登山口、雄滝・雌滝の案内がある。施設の横に駐車する。
当勝神社 雌滝
当勝神社
雌滝
雨具を着装し、出発。谷沿いに進む。滑を通り、綺麗な雌滝が現れる。鉄の手摺を伝い高捲き、暫く進む。雄滝は奥の暗いところから落ちていた。高捲いて、そのまま川床を辿る。赤布がなくなり木が蔽い被さる。道を失ったことを認識し、地図を確認する。左岸に赤布を見つけ、ルートに戻る。少し体力を使ったので、二股で少憩する。

右岸に渡り、谷から離れ、植林帯を登ると林道に出る。ここで標高597Mの案内がある。「山頂」の案内に従い、また植林帯に入る。伽半を履いた人と行き交う。薄い踏み跡を拾い、暗い植林帯を進む。山頂まで2600Mの標識がある。溝状になった道が多く、標識や赤布が乏しく不安になる。上方に大きな白いブロックが現れる。ブロックを抜けると舗装されたNTTの維持道に飛び出る。

約2Kの舗装道の歩きとなる。トイレ施設からは別の林道に降りられるようだ。山頂は林立する無線施設の間にあった。晴れ間も望まれたが、強めの風が吹き上がってくる。景観をカメラに収める。
林道 粟鹿山山頂
林道
粟鹿山山頂
維持道では上ってきたバイクと行き交う。来た道を戻る。往路、間違った雄滝上部からは、高捲の道が更に河床を捲くように付いていた。上部に赤布があったが、間違えたのも仕方ないと思えた。車のところに戻る。

帰路はR9/R175/R27と繋ぎ、小浜から今津、木本を通り約4時間で帰宅となった。


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