段ヶ峰、千町ヶ峰、藤無山

段ヶ峰から
段ヶ峰から

【日 時】2003年10月25日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】段ヶ峰(1103m)、千町ヶ峰(1141m)、藤無山(1139m)
【山 域】兵庫
【ルート】 (8:40)千町峠--(9:15)段ヶ峰--(9:40)千町峠==
(9:50)千町ヶ峰登山口--(10:45)千町ヶ峰--(11:25)千町ヶ峰登山口==
(13:55)林道登山口--(14:10)鞍部--(14:50)藤無山--(15:55)林道登山口
【所要時間】1時間00分・1時間35分・2時間00分
【メンバー 】単独


久しぶりに西に出掛ける。近百で残っている段ヶ峰・藤無山と岡山の山を目指す。金曜に半休を取ったが、家の用を済ませていると遅い出発になった。東名阪/R1と走らせ、栗東から高速に乗る。渋滞はなく福崎ICで降り、和田山で宿を取る。

朝7時過ぎに宿を出る。やや冷え込みがあったようで、霧が立ち込めている。雲の掛かる山上の竹田城の石垣を見ながら南下する。生野で右折する。ゴルフ場を過ぎると、岩の出た荒れた狭い林道になる。幸いにも傾斜は緩やかでユックリ高度を揚げる。千町峠付近では均されたジャリ道になる。車を停め、身支度を整え出発する。

三階建ての悠友山荘は、カギが掛かっていた。植林帯をひと登りすると稜線に出る。低い笹原で覆われた山頂が望まれる。夫婦連れの下山者と行き交う。暫く山岳同定談義となる。姫路の網干の人でこれから千町ヶ峰に向かうとのこと。

快適な稜線を辿り、山頂に達する。フトウガ峰から笹原の道が山頂に上がっている。千ヶ峰から笠形山のユッタリとした稜線が伸びやかに見える。北西には氷ノ山が大きく裾野を拡げている。三室山や後山、藤無山は今ひとつ同定できない。フトウガ峰には行かず、山頂を後にする。

余り登った感じがせず、下山中、千町ヶ峰が対面に望まれ立ち寄ることにする。悠々山荘はドアが開いていたが、建物基部で重機で工事をしていた。林道を西に下ると千町ヶ峰の登山口があった。先の夫婦連れの車の後に駐車して出発する。

広めの手入れされた道を進み、ガレ場を左に見る。潅木と植林の混じる急坂を登る。山火事注意の青い看板がある。振り返れば平らな段ヶ峰と前の山が段々に見える。傾斜が緩み、パラボラアンテナのような円盤が現れる。ネットを左に見ながら一投足で山頂に達する。
千町ヶ峰 段ヶ峰
千町ヶ峰
段ヶ峰
木立で展望は今ひとつ。先の夫婦連れと談笑していると、西側のルートから単独行が登ってきた。次の藤無山もあるので、そそくさと山頂を後にする。車のところに戻る。

林道を下り、県道6を左折し前川に出る。地図にある公文川沿いの志倉道谷林道を南側から辿る。集落を過ぎ、エリアの樅ノ木口橋を確認する。道が荒れだし林道が二手に別れる。右の道を辿るが傾斜が強く戻る。川沿いに暫く進むが、道が抉れ、草が蔽う状態となった。藤無峠までの距離も判らず、こちら側からのアプローチは諦め、北側まで廻ることにする。

前川まで戻り、R29に出る。新戸倉スキー場の案内に従い、道谷口で右折する。若杉峠を確認し、少し戻り、林道に入る。藤無峠まで行き、取り付きまで戻る。標識は全くないが辺りにはゴミがあり、ルートにはテープがある。

取っ掛かりは草に覆われている。以前は車も使えたような広い道もある。単独行と行き交い、藤無のルートを確認する。傾斜はないが複雑な暗い植林帯の中のトレールを追う。ヒョッコリ、稜線の道の、鞍部に出る。3重捲きのテープがある。

急坂をひと登りすると視界が開ける。厚板が木に吊るされ、道案内をしてくれる。前方に目指す山頂が見える。少し下った後、急な登りとなる。背後に氷ノ山が現れる。植林の木の間から鉢伏山を見ながらの登りとなる。眼下に集落が望まれ、高度差を感じる。対面には妙見山が望まれる。切り開きを左に見て、やや右に曲がる。潅木帯を過ぎると、三角点の山頂に達する。
藤無山 氷ノ山
藤無山
氷ノ山
東側が切り開いているが、段ヶ峰の同定は難しい。ユックリ休憩とする。帰路は撮影タイムとなる。よく見ると氷ノ山の山頂小屋も認識できる。来た道を辿り、車のところに戻る。

鉢伏山を目指し、大家まで行って見るが、時間も掛かりそうで諦める。南下し、山崎ICから高速に乗る。勝山で宿を取る。


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