泉山、角ヶ仙

泉山
泉山

【日 時】2003年10月26日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】泉山(1209m)、角ヶ仙(1153m)
【山 域】岡山
【ルート】 (8:25)笠管峠--(9:30)泉山--(10:30)笠管峠==
(10:50)越畑キャンプ場--(11:30)ピーク休憩--(12:10)角ヶ仙--(13:20)越畑キャンプ場
【所要時間】2時間10分・2時間30分
【メンバー 】単独


泉山は昨年年末に挑戦したが、雪と道をロスして諦めた。その時、雪のない季節にこの辺りに訪れたいと考えていた。7時に勝山の宿を出る。院庄からR179に入る。奥津までは以前より道は良くなっていた。奥津温泉から右折し、舗装された林道に入る。笠管峠から右折し、ダート道を少し走らせると、黒い標識の登山口に着く。数台停められそうな脇地がある。島根ナンバーの車が一台停まっている。

身支度を整え、出発する。ボランティアが作った杖があり、勝山高校山岳部の標識がある。伐木された植林帯の急坂を登る。北に見える角ヶ仙のピラミッドに目がいく。高曇りだが天候は良さそうだった。一汗かいて傾斜が緩み、稜線に乗る。トラバース気味に進むと低い笹が現れる。右に反射板を見ながら笹原の中を進む。笹原が途切れるところから急坂になり、ロープが現れる。頂に紅葉が競りあがる。ピークを越え、左に曲がる。急坂をひと登りで山頂に達する。

広い草地の真中に三角点があり、岩場の上に標識があった。伸びやかな稜線が井水山に連なっている。遥か下に奥津温泉の集落が望まれる。周辺の山は角ヶ仙・花知ヶ仙・那岐山が同定できる程度だった。
角ヶ仙・花知ヶ仙 「泉山」の刈り込み
角ヶ仙・花知ヶ仙
「泉山」の刈り込み
1198峰には行かず来た道を戻る。反射板への登り返しの笹原に「泉山」の刈り込みがあった。国体を記念したもので、往路には気付かなかった。人気の山の様子で、十数組の登山者と行き交う。車のところに戻る。

林道を降り、越畑キャンプ場に着く。バスも停まっている。車を停め出発。炊事施設から登山道が始まっていた。角ヶ仙登山道の標識が出迎えてくれる。天に昇るような階段の急坂が延々と続く。所々に休み台がある。俯瞰図のある展望所は木立で展望はなかった。ピークで夫婦連れが休んでいたので、私も休憩とする。木の間から笹原に紅葉の混じるピラミダルな山容が望まれる。

一旦急に下り、登り返す。緩やかに進んだ後、急坂となる。笹が蔽い被さるところもある。時々、陽も射し、喘登となる。十数組の下山者と行き交う。振り返れば、泉山が大きな裾野を展げている。息を整え山頂に達する。

山頂は団体に占拠されていた。南側の眺望が開け、泉山や越畑キャンプ施設の赤い屋根が望まれる。北側は木立で眺望は利かない。昼食もソコソコに賑々しい山頂を後にする。

帰路は南東尾根を下る。膝ほど笹原を快適に下る。泉山がスッキリ望まれ、那岐山も遠望できる。対面の尾根を先ほどの団体が下っている。赤布を追いながら一気に下る。このコースは角ヶ仙の山容が判らず、登りには向かないと思われた。
角ヶ仙登山道の標識 角ヶ仙
角ヶ仙登山道の標識
角ヶ仙
植林帯に入る。陽の射さない暗い植林が目立つ。クネクネと曲がり、林道に出る。標識はない。キャンプ場に着き、車のところに戻る。

人形仙も考えていたが、3時間は要しそうなので、本日はここまでとする。笠管峠を越え奥津温泉に立ち寄る。日帰り湯は高いので、川沿いの共同浴場で汗を流す。

R179を南下。院庄ICから高速に乗る。宝塚付近で若干渋滞があった。栗東ICで高速を降り、R1を走らせる。亀山から東名阪に乗り、20時前に帰宅となる。


角ヶ仙

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