尖山・来拝山・長尾山・高峰山

高峰山から尖山・来拝山・長尾山
高峰山から尖山・来拝山・長尾山

【日 時】2003年11月 1日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】尖山(559m)・来拝山(899m)・長尾山(1001m)・高峰山(958m)
【山 域】富山
【ルート】 (12:00)横江--(12:55)尖山--(14:00)横江==
(14:25)城前峠--(14:55)来拝山--(15:30)城前峠==
(15:40)長尾峠--(15:50)長尾山--(16:00)長尾峠==
(16:10)鳥越峠--(16:35)高峰山--(17:00)鳥越峠
【所要時間】2時間00分・1時間05分・20分・50分
【メンバー 】単独


金曜は人間ドッグで休暇を取った。太平洋岸の予報が芳しくなかったので、北方に出掛けることにする。高い山は雪の便りも聞かれ、富山県の低山巡りを目指す。家内は3連休で久しぶりの宿泊遠征となる。

土曜日の朝7時に家を出る。関ヶ原から高速に乗り、北陸道をひた走る。立山ICで降り、立山方面に車を走らせる。特徴的な尖山が姿を見せる。尖山入口の案内板が現れ、駐車場がある。横江の集落の中を進むが、すぐ通行止めの標識が現れる。空き地に駐車し、出発する。

12時のチャイムが聞こえる。大きくカーブを切りながら車道を進む。尖山登山口まで2Kの青い道路標識が現れる。昼食中の道路工事の人から「よーきたね。山がまっとったよ」と声を掛けられる。砂防ダムの工事現場を過ぎると山道となる。

谷沿いの暗い植林帯の中を進む。暫く進むと明るい開けたところに出る。下山者と三々五々行き交う。植林帯から離れ、潅木帯になる。ジグザグに木の階段を進む。家内がムラサキシキブの実を見つける。ひと登りで尖山山頂に達する。

霞みが掛かり遠望は利かないが、鳥瞰図があり、山岳同定を試みる。鍬崎山の後の薬師岳、大日・中大日の後の立山連峰は雪が付いていた。これから目指す、来拝山・大辻山はハッキリ見える。平野部も見えたが海岸線までの視界はなかった。来た道を戻る。元気な声を揚げながら男の子が登ってくる。子供がを抱えたファミリーが続く。人気の山で数組の登山者と行き交う。車のところに戻る。

靴は履き替えずそのまま運転する。立山博物館・芦くら寺の手前を左折し、舗装された林道に入る。国立青少年の家を右に見る。番号の書かれた来拝山登山口の案内を見ながら高度を揚げる。大きく左に曲がり、城前峠に到着。
尖山 かんば平
尖山
かんば平
来拝山の端正な容姿が現れる。トイレが設置されている。道路脇に車を停める。9番の番号札から取り付く。尾根上を暫く進むと突き当たりになる。右は下っているので、左に進むと藪の中の木のかなり高いところに冬道の案内がある。かんば平に行き当たり、道は更に下っていた。分岐まで戻ると、足元に来拝山の標識がある。

少し下り、ロープを伝いながらの一気の急坂となる。青地に赤の番号は分岐路を表しているようだ。木の階段を登ると傾斜が緩み、一投足で山頂に達する。残念ながら眺望は木立で得られなかったが、広場の端に大きな木があった。帰路、大辻山を眺め、時間が掛かりそうなので諦め、高峰山に変更する。車のところに戻る。女性の単独行が舗装道を歩いて降りていった。

車を走らせる。長尾峠には5〜6台の車が停まっていた。長尾山まで行ってみる。木の間から来拝山が望まれる。尖山で行き交った人とまた出会う。同じように行動しているようだ。緩やかに登り長尾山に着く。青地に赤の標識がある。

急いで車のところに戻り、鳥越峠に向かう。大辻山登山口の案内があり車が一台停まっている。稜線に乗り、快適にアップダウンを繰り返す。紅葉が山頂に競りあがっている。対岸に来拝山・長尾山が望まれ、暮れなずむ山影の中に尖山が見える。山頂は広く、真中に杉があった。木立で眺望はイマイチだった。
長尾山 高峰山へ
長尾山
高峰山へ
夕暮れが迫り、急ぎ足で鳥越峠まで戻る。靴を履き替えていると、一気に暗闇になった。

途中、今市方面通行止めの案内があったが特に問題なく、上市川ダムサイトまで おりる。魚津で宿をとる。


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