津田山・八幡山

津田山
津田山

【日 時】2003年11月22日(土)
【天 候】晴れ時々曇り
【山 名】津田山(425m)・八幡山(272m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (13:15)長命寺駐車場--(14:05)津田山--(14:15)大岩--(15:10)長命寺駐車場==
(16:05)ロープウェー駅--(16:55)八幡山--(18:05)ロープウェー駅
【所要時間】2時間55分・2時間00分
【メンバー 】二人


家内が3連休で久しぶりに遠出を計画していたが、祖母が風邪に掛かり近場にすることになった。鈴鹿のイハイヶ岳(雨乞と綿向の間)を目指す。

遅めの出発となる。冬型の気圧配置で鈴鹿の稜線には雲が掛かっていた。三重側は晴れていたが武平トンネルを越えると霙混じりの雨がフロントを叩く。R477少し走らせ、蔵王ダムで車を停める。綿向山の山稜には雲が掛かっていたので、鈴鹿は諦め、近江八幡の津田山・八幡山に変更する。

R477/県道41・14と走らせR8を横切る。JRと私鉄の近江八幡駅を左に見て県道に出る。道なりに走らせ琵琶湖に向かう。長命寺の案内に従い、右折する。舗装された林道を登ると長命寺の駐車場に着く。車を停め、身支度を整え出発する。

林道を少し戻ると津田山登山口の標識がある。桧の植林帯の中を進む。すぐ右に舗装道が走っている。長命寺山まで500mの案内がある。山腹を捲くように進む。主稜に乗り目指す方向に津田山が現れる。国民宿舎への分岐に達する。やや急坂となる。家内がマンリョウがあるという。上方から賑やかな女性の声が聞こえ、4人のグループと行き交う。傾斜が緩み、岩が現われる。ひと登りで鳥居の建つ山頂に着く。大岩に注連縄が張られている。三角点はあるが木立で視界はない。

本に案内のある反射板を目指して、稜線を下る。暫く下るがそれらしいものはなく、大岩まで行ってしまう。幸いにもここからの眺望は素晴らしく、琵琶湖や比良の山が望まれる。西風が強く、岩陰で沖ノ島を眺めながら休憩となる。

山頂まで戻る。三角点の奥に踏み跡があり、それを辿れば反射板出た。琵琶湖を挟んで比良の山々が対岸に見える。

潮騒の音を聞きながら、来た道を戻る。林道に出るところで通り雨となる。車のところに戻る。

長命寺を訪ねる。石段を登り、門を潜る。藁葺き屋根の本堂と三重の塔があった。琵琶湖に映える西日が眩しい。車に戻るが、タクシーが引っ切り無しに客を運んでくる。下の駐車場には観光バスも停まっていた。
沖ノ島 長命寺
沖ノ島
長命寺
八幡山に向かう。県道を走らせ日牟礼八幡宮の案内に従う。ロープウェー駅の近くに駐車する。休日で七五三でもあり観光客が多い。登山口が判らず、寺の人に確認する。

緩やかな傾斜で、コンクリートの石段を進む。ひと登りすると左右から道が上がっている。幅広の遊歩道となり、小さな子供を連れた人と行き交う。ロープウェーの運行音が聞こえてくる。平坦なコンクリート道となり山腹を捲くように進む。不動王とロープウェーの分岐となる。不動王の案内に従うが行き止まりとなる。夕暮れも迫り思わぬ時間のロスとなる。引き返し、ロープウェー山頂駅に向かう。山頂駅から案内に従うが、瑞龍寺は閉門していた。遊歩道を巡る。展望所が2箇所あり、先ほど登った津田山・琵琶湖・近江富士・比叡山などの景観を楽しむ。山頂駅では係りの人が終電の人を待っていた。
ロープウェー 比叡山方面
ロープウェー
比叡山方面
街に明かりが灯り、暗闇が訪れる。ヘッデンなしでなんとか車のところに戻る。

来た道と同じ道を辿って帰路に就く。武平トンネルを越えると、木々が白っぽく、路面が光っていた。


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