白髪山・工石山

白髪山
白髪山

【日 時】2004年 1月 3日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】白髪山(1470m)・工石山(1516m)
【山 域】高知
【ルート】 (7:55)行川登山口--(9:15)白髪山--(10:20)行川登山口==
(12:30)登山口--(13:20)岩清水--(13:50)工石山--
(14:25)岩清水--(15:05)登山口
【所要時間】2時間25分・2時間35分
【メンバー 】単独


高知の宿を出て高知道に乗り大豊で降りる。R294を西に走らせ橋を渡り奥白髪温泉の案内に従う。集落で発ち込めていた朝靄は奥白髪温泉辺りから晴れる。舗装からダート道に変わるが、それほど悪路ではない。途中、滝を右に見る。登山口に近づくと雪が現れる。登山口から先はゲートが閉まっていた。手前の広場に車を停め、冬支度で出かける。

雪は付いているが整備された道である。植林帯の中を進むと水場の案内がある。この大岩を通る辺りから完全な雪道となる。深さはなく踏み跡もあるが、少し凍っている。桧の樹林帯となり岩場の通過となる。幸いにも雪は付いていない。雪質もアイゼンを要するほど凍っていない。

一投足で三角点の山頂に達する。南側に進むと岩場の上に出て眺望が展がる。一面の立ち枯れの木と深い森の木に雪が付き、特有な景観を演出する。盆地に雲海が漂う。南部の山々が望まれるが同定できる山はない。工石山の眺望を期待したが北側の眺望はなかった。
登山口から 山頂の立ち枯れの木
登山口から
山頂の立ち枯れの木
来た道を辿る。二人の女性の登山車と行き交う。車のところに戻る。

林道の途中、銃を担いだハンターを見かける。奥白髪温泉には入らず。R294を東進、大豊ICのところから県道に入り、北進する。立川から林道に入る。「カガマシ山」の案内を右に見る。雪が現れ、慎重に通過する。工石山も現れるが雪が深そうに見える。登山口には工石山山荘と神社とルート案内板があった。

身支度を整え出発する。踏み跡は全く無く、薄っらと感じる凹みを辿る。植林帯をトラバース気味に進むと、尾根への一気の急坂となる。2〜3日前の踏み跡は殆ど消え、真新しいアニマルトレックが目立つ。一歩毎にズボズボ状態となり先が思いやられる。

尾根に達すると雪はなくホッする。南西と北東斜面は雲泥の差である。冬枯れの急坂となるが雪は無く快適に岩清水に到着し、一服する。祠があり、東には岩屋根もある。

ここからは、ピークを捲いて進むが、北東側にルートが取られ雪が深くなる。天狗岩の上には祠が見える。稜線へは岩も混じり、雪との格闘となる。稜線に乗ると傾斜も緩み、一投足で山頂に達する。
工石山 天狗岩の祠
工石山
天狗岩の祠
南側の眺望が展け、先程登った白髪山が望まれる。北側は雲が流れ、視界は利かない。

来た道を辿る。天狗岩に立ち寄る。高度感があり展望が拡がる。登りに比べると雪の道の方が楽に感じられる。本日の山行はここまでとし、岩清水でユックリ寛ぐ。

車のところに戻る。立川旧番所を訪ねる。野鹿池山への林道は時間が掛かりそうで大豊まで戻り、高速で美馬温泉に向かう。


立川旧番所
立川旧番所

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