矢田山・松尾山

展望台から生駒山
展望台から生駒山

【日 時】2004年 1月31日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】矢田山(340m)・松尾山(315m)
【山 域】奈良
【ルート】 (10:00)駐車場--(11:35)展望台--(11:50)松尾山--
(12:35)矢田山東屋--(13:35)矢田山三角点--(14:00)子ども森の事務所--
(14:20)滝寺磨崖仏--(15:35)東明寺--(16:00)広場--(16:10)駐車場
【所要時間】6時間10分
【メンバー 】21人


大和郡山在住のY氏夫妻とU氏企画の矢田丘陵オフに前日に参加のメールを送る。オフ参加は1999年のMMLのオフ以来となる。

前日の終業が遅かったので、眠い。7:00過ぎに自宅を出発。東名阪からR25と乗り継ぐと霧雨が降り出した。天候が心配になったが奈良盆地に出ると晴れになった。天理ICで降り、高速沿いに走らせる。R24を北上して県道に入る。矢田民俗公園の標識に従う。公園には人の輪ができ、説明が始まっていた。傍に車を停め、身支度を整える。コースの説明などのパンフレットを戴く。

田園の中の舗装道を進み、戻るように左折したところに矢田座久志玉比古神社があった。門の上に航空祖神と書かれ、飛行機のプロペラが設置されている。ご住職が不在で奥様が寺の由来など説明された。

牛舎の横を通り、舗装道を進む。熊沢番山の隠居跡を右に見る。門を潜り、石段を登ると、矢田寺への白壁の回廊となる。残念ながら冬の紫陽花は枯れていた。
矢田座久志玉比古神社 矢田寺
矢田座久志玉比古神社
矢田寺
ここから山道に入る。少し曇っているが、平坦な道を快適に進む。竹薮を抜け、橋を渡る。ひと登りで山稜に出て、国見台展望台に登る。東側の眺望が展け、奈良盆地が展がる。霞みが掛かり、遠望は利かない。冬木立の中をアップダウンしながら進むと峠のようなところに出る。松尾山の案内に従い、坂を登る。アンテナ施設があり、施設を取り巻く金網の隅に二等三角点があった。木立で展望はない。

国見台展望台まで戻り、稜線沿いに進む。氷の張った池を両脇に見ながら植林帯の広い道を進む。開けたところに高さ数メートルはある木組みの展望台が設置されている。少し雨がパラつくが直ぐに止む。先に進むと東屋のある休憩施設がある。ここで昼食タイムとなる。東側の眺望が展け、奈良市街の後方に芝生の若草山が望まれる。その背後に展がるのは芳山だろうか。

食事を済ませ、展望台に登ってみる。鉄塔施設が林立する生駒山がすぐ近くに望まれ、驚く。信貴山へユッタリした稜線が伸びていた。

食事タイムを終える。この場所はニセピークとのことで、少し下ってから、左に入る。矢田山の三角点はヤブっぽいところにあった。
展望台 矢田山の三角点
展望台
矢田山の三角点
WEB上でお馴染みのS氏のギャグを聞きながらの下山となる。一気に下り、降りついたところに大きな木造りの子ども森の事務所がある。暫し、トイレ休憩となる。

芝生を横切り、池に沿って進む。車道を進み、案内に従い左折する。少し下ると、滝寺の磨崖仏があった。表札は青い字で書かれていた。

来た道を戻る。池のところから丘を越えると東明寺に着く。谷川に掛かる注連縄や柿のなった枯木をカメラに治め、邪馬台国想定の地を巡る。大和民俗公園の広場でコーヒータイムとなる。郡山の名物を頂きながらユックリ寛ぐ。
東明寺 邪馬台国想定の地
東明寺
邪馬台国想定の地
駐車場まで戻り、解散となる。郡山/天理/桜井と繋ぎR165で家内の実家に辿り着く。

生駒・信貴には来たことがあるが、山頂には社寺・遊戯施設があり、山稜には車道が走って、山の印象は良くなかった。今回この地を訪れ、生駒・信貴の山も嘗てはこのようだったのではないかと思われた。午後後半、冬晴れとなり、「やまとは国のまほろば/たたなづく青垣/山こもれる/やまとし うるはし」の一面を味わえた気持ちになった。企画して頂いた方々に感謝します。

MMLと2度目のオフミ参加となったが、途中、現在位置も把握していない状態に陥り、結局付いて行くだけの行動となった。時間記録も曖昧なものとなり、反省しなければならない。また、企画する側の気遣いも大変なものであることを再認識し、低山とはいえ、参加する側も意に応える心遣いも必要なことを感じた。


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