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【日 時】 | 2004年 2月28日(土) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 八鬼山(627m)・亥ヶ谷山(688m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 |
(13:05)林道--(13:25)林道終点--(13:40)九木峠-- (14:10)八鬼山--(15:05)林道== (16:00)亥ヶ谷山登山口--(16:25)鉄塔--(17:10)亥ヶ谷山山頂-- (18:05)亥ヶ谷山登山口 |
【所要時間】 | 2時間00分・2時間05分 |
【メンバー 】 | 単独 |
日曜日は天候が崩れるとの予報で、山に出掛けるには本日を除いてはない。家内が風邪気味で、家用をフォローしているといつもの時間になってしまった。時間的に少しムリがあるが、今週も東紀州の山に出掛ける。 東名阪/伊勢道/R42を繋いで南下する。風もない麗らかな晴天で、車内は汗ばむ陽気となった。尾鷲市のコンビニで食料を買い、R311に入る。長い八鬼山トンネルを抜け、左折し、直ぐに、戻るように、林道に入る。細い林道を暫く進むと谷があり、電気施設がある。道は先に続いていたが、テープも踏み跡もあるので、ここに車を停める。 身支度を整え、出発する。施設を抜けると途端に踏み跡は薄くなる。熊野古道のショートカットのルートとはいえ、あまりにも踏み跡が薄い。植林帯の道は、この辺り特有の一枚岩床の谷に沿って続いている。暗い植林帯を20分ほど遡行し、谷から離れると、上方に開けたところが見える。着いてみると、そこが林道に終点で、舗装された大きな広場になっていた。カックリすると同時にドッと汗が出る。登山道と堂ノ谷林道の標識もある。木の階段の整備された道を辿り、堰堤を乗り越す。急坂をひと登りすると尾鷲と三木里を結ぶ熊野古道が走る九木峠に出る。ヤレヤレ、という事で、一本入れる。 苔むした石畳の、さらに整備された平坦な道を快適に歩を運ぶ。荒神堂と茶屋跡が暗い植林の中に現われる。植林帯に中にやや大きな自然木が一つ残されている。緩やかに登っていくと八鬼山峠に出る。ここから三木里へは明治道、江戸道の二手に分かれる。東屋があり、北東方向に開けているが眺望はイマひとつ。東屋の裏手の高みに岩がありそこに三角点があった。写真を撮っていると、江戸道から3人の中年グループが賑やかに登ってきた。
R311に出て海岸沿いに走る。九鬼に出て、半島を周り、三木里を通過する。三木里の砂浜が白く、賀田湾が大きく感じられる。賀田に着き、R42方面に少し走らせ、右折し、谷沿いに走らせる。カーブするところに亥ヶ谷山の標識があるので、車を停める。出発の準備をしていると、傍で作業している人から、林道を上がれば登山口があることを教えてもらう。「亥ヶ谷山を登るには、遅すぎる。危なく感じたら引き返しなさい」との忠告も頂く。標識に従い、荒れ気味の林道を走らせる。峠のようなところを越える、手前に、亥ヶ谷山登山口の標識があった。車を峠に停め、出発する。 硬ゴムの階段を登り、植林帯に入る。亥ヶ谷山まで2.6K、80分の標識がある。一気の急坂となり、喘登となる。直登の後、大きく電光を切るところに、2Kの標識が現われる。ひと登りで鉄塔に出て尾根に乗る。視界は送電路方面のみ。 ルートは送電維持路のようで鉄塔番号を記した黄色い標識が案内してくれる。傾斜が緩み、樹相も常緑樹の自然林が主となる。落ち葉とテープが途切れ少し、ルートファインディングを要するところもある。大きな岩場が現われ、右に捲くようにルートが刻まれている。送電維持路が2手に分かれ、山頂まで700Mの標識がある。ロープが張られた捲きを終えると、コンクリート状の物で作られた急な階段が伸びる。鞍部になり、右折して尾根に沿って進む。尾根沿いにはネットが張られ、硬ゴムの急な階段を登る。下から17時を知らせるチャイムが聞こえる。 山頂は送電鉄塔が走り、視界が展がる。東側は賀田湾が大きく入り込み、湾沿いに点在する集落、湾を形成する山々が望まれ、その向こうに太平洋が展開する。西側ははR42や賀田からの道路が山腹を抉っている。先日、登ったゲジョ山が夕陽に映えている。本日に登った八鬼山は木立で判別できなかった。山頂風景をカメラに収め、早々に来た道を辿る。
R42に出て、北上。勢和多気から高速に乗り無事帰宅となる。 |
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