小鍋尻山・日山・ザラノ・丸山・高室山

高室山から北を望む
高室山から北を望む

【日 時】2004年 3月21日(日)
【天 候】
【山 名】小鍋尻山(670m)・日山(763m)・ザラノ(808m)・丸山(68Xm)・高室山(816m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (12:30)地蔵峠--(12:40)小鍋尻山--(12:45)地蔵峠--(13:05)日山--(13:30)地蔵峠==
(13:45)林道終点--(14:50)ザラノ--(15:40)林道終点==
(16:20)高室林道--(16:25)丸山--(16:30)高室林道==
(16:45)高室山登山口--(17:05)高室山--(17:25)高室山登山口
【所要時間】15分、45分、1時間55分・10分・40分
【メンバー 】単独


この2週間は街道歩きをして山には行っていない。最近、花粉症なのか鼻がクズつき気味で体調はイマイチだった。久しぶりに鈴鹿に出掛ける。

買物を済ませR306を北上する。鈴鹿の山々は雪がスッカリ取れていた。関ヶ原付近から見た伊吹山も山笑う状態だった。R8を南下し、彦根からR307に入る。久徳から河内に向かう。栗栖から林道に入る。杉坂峠から下山するグループがいた。杉の廃村に雪はなかった。少し下り、高室林道を右に見送る。登りになり、地蔵峠に達する。路脇に車を停める。峠には4本の大杉に囲まれた祠があり、歴史を感じる。

身支度を整え出発すると、沢山の人を載せたマイクロバスが通過していった。まずエリアにあるナブロシと書かれたピークを目指す。ハッキリした踏み跡もなく勘に任せてピークを目指す。植林帯の中に石灰石が点在する。背後に日山が高く見える。直ぐにピークに達し、小鍋尻山のプレートがあった。植林帯の中で視界はない。北側は開けた林になっていた。

地蔵峠まで戻り、日山に向かう。植林帯を抜けると明るい二次林となる。踏み跡は無いがテープが稜線沿いに続いている。一気の急坂となる。背後に鍋尻山が大きく展がる。ひと息で稜線に達し、左に稜線を辿ったところが日山山頂だった。木立で視界はイマヒトツ。谷を挟んでこれから目指すザラノが見える。テープが保月の方に下っていた。昼食と摂り、ユックリする。

来た道を辿り車のところに戻る。保月の集落は雪もスッカリとれ、人も入っていた。舗装道から別れ、アサハギ谷沿いに走らせる。車道の終点にはログ風の建物があった。
地蔵峠 ザラノから琵琶湖を望む
地蔵峠
ザラノから琵琶湖を望む
川沿いに進むが、直ぐに、竹薮が蔽う。地図を確認し、右岸に渡り、取り付く。鹿が前方を横切る。鹿の踏み跡を追う。要所にテープを設定しながら、稜線の急坂を辿る。細い岩場や木の根の飛び出ている部分もある。上部へ行くとなぜかテープも現われる。ひと登りで北からの稜線に出て、紫のテープが迎えてくれる。ヤブッぽいが、紫のテープが間断なく設定されている。下からチェンソーの音が聞こえる。東の眺望が展け、御池から鈴と三国への稜線が望まれる。一投足で山頂に達する。ここも木立ちで眺望はない。少し先に進むと北側が展け、鍋尻の背後に霊仙が望まれる。もう雪は少ないようだ。帰路も往路を忠実に辿り、マーカーを回収する。

車のところに戻る。高室林道に入る。高室山方面と別れ、丸山を目指す。取り付きが判らず終点まで行ってしまう。戻りながら高い部分を歩いてみる。傍にカヤトのあるピークに着くが標識らしいものはない。

車に戻る。分岐まで戻り、高室林道を進む。途中、登山口のマーカを発見するが、先に進む。大きな視界が拡がる。雪が現れる。林道終点まで行って見る。以前ここから登ったことがある。直ぐ上に山頂が見えるが、竹薮で苦労したことを思い出す。登山口まで戻り、取り付く。
御池・鈴方面 杉の廃村
御池・鈴方面
杉の廃村
笹薮が道に被さっているが、道はハッキリしている。途中、藪の中を左に大きくトラバースする。藪を抜けると背の低いカヤトの原になる。以前と同様に大きな展望が展ける。西側は北〜南まで琵琶湖のほぼ全容が望まれ、対岸には比良の山脈、此方には湖東の山が平原に頭を出している。北には伊吹・霊仙・鍋尻や本日登った山々が望まれる。三国・御池・鈴など鈴鹿の北部が一望となる。眼下に目をやれば石灰発掘でクレータのように山が抉られている。西日が琵琶湖に映え、来た道を辿る。

車のところに戻る。杉の廃村に立ち寄る。民家の奥の福寿草は今年も咲いていた。山を歩いて「クズついていた鼻も少し持ち直したかなぁ。」と思いながら帰途に就く。


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