コザト

コザト
コザト

【日 時】2004年 4月25日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】コザト(829m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (13:00)小屋(斧谷林道)--(13:40)ガレ--(14:25)コザト山頂--
(15:40)小屋(斧谷林道)
【所要時間】2時間40分
【メンバー 】単独


買物を済ませていると、11時近くになってしまった。行き先は以前から温めていた、鈴鹿のコザトにする。本日は風の無い晴天だが、霞がかかり遠望は利かないようだった。ゴルクミ谷や鞍掛トンネル付近は車で溢れていた。権現谷林道に入り、クネクネした道をアップダウンする。五僧への道を右に見て、白谷橋手前から斧谷林道に入る。左岸から右岸に渡り、暫く進むと小屋が右に現れる。車を停め、身支度を整える。

直ぐ先に谷があり、赤いテープもあるが、小屋の前に植林帯があり、ここから取付くことにする。植林帯に入ると、作業用であろうか、薄い踏み跡がある。ヤブの急坂を覚悟していたが、ジグザグに踏み跡が刻まれホッとする。中腹まで登り、右にハッキリした踏み跡を辿るが谷の方に出てしまった。引き返し、ヤブッぽい左手上方に進み、尾根に出てマーカーを設定する。尾根を辿ると、テープも現れる。石の混じる、顕著な尾根となり、下を見ると切り株もある。傾斜が緩み、平坦な道を暫く進む。シャクナゲの花を左に見ると、開けたところに出て、一憩して軽食を摂る。
稜線 ソノド方面
稜線
ソノド方面
尾根が細くなり、岩場の上に出る。前方に、目指す山頂が見え、眼下にはシャクナゲやミツバツツジが咲いている。岩場を左に降りて通過する。アセビなどの混じるヤブに突入する。足元を見ると、イワカガミが咲いている。急坂となり右に植林、左に自然林の尾根を辿る。尾根沿いは荊の混じる小木が多く、足に絡み始末が悪い。密生帯に入ると身動きもママならない状態に陥る。仕方なく、自然林側に出て、尾根を右に見て、マーカーを設定しながらの登行となる。急坂をなんとかこなし、頂部に達し、マーカーを設定する。

平坦な道となり、テープを辿ると三角点に達する。辺りには測量用の壊れた平板が散在する。山頂標識は無い。西側からテープが上がって来ている。生憎、木立で視界は無いが、木の間から、大きな台形の姿の霊仙が望まれる。谷山・シカアソビと続くが、見晴らしの利くポイントで、ソノドが望まれる程度だった。疎林の中でユックリ昼食を摂る。

同じ道を辿り下山に掛かる。遠巻きに自分の設定したマーカーを確認しながらヤブ帯を通過する。細い岩場でシャクナゲを観察する。植林尾根からマーカーを確認して左にヤブを漕ぎ、小屋上部に出る。車のところに戻る。

権現谷林道は、岩の転がる崩れた部分が何箇所かあった。岳の畑に向かうつもりだったが、河内の風穴の案内所の人から「道は無い」と言われたので諦めることにする。道端にはジャガの花などが咲きそろい、花の季節がやってきた。



囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる