東篭ノ登山・西篭ノ登山

東篭ノ登山
東篭ノ登山

【日 時】2004年 6月 6日(日)
【天 候】曇り後雨
【山 名】東篭ノ登山(2227m)・西篭ノ登山(2212m)
【山 域】長野・群馬
【ルート】 (11:05)池ノ平駐車場--(11:40)東篭ノ登山--(12:10)西篭ノ登山--
(12:40)東篭ノ登山--(13:20)池ノ平駐車場
【所要時間】2時間15分
【メンバー 】単独


朝起きてみると、晴れていたが、山梨の予報は午前・午後とも90%の降水確率になった。埼玉県の最高峰の三室山を考えていたが、時間も要しそうで、もっと北の浅間連峰の東篭ノ登山・西篭ノ登山を目指すことにする。

ユックリ起きて、八ヶ岳連峰を左に見ながら、R141を北上する。佐久を通過し小諸から噴煙のない浅間山を見る。浅間山・前掛山・黒斑山のガレ場がクッキリと望まれる。コンビニで食料を仕入れ車坂峠に向かう。「現在、浅間山には登れるにだろうか?登山規制は緩んだと記憶していたが・・」などと考えながら浅間山荘への道を右に見送る。ワインディングを繰り返し高度を揚げ、車坂峠に達する。

左折するのを間違えそのまま、峠を越えて暫く下る。間違いに気付き、戻る。車坂峠には沢山の車があった。ダート道になる。高峰温泉にも路駐の車が並んでいた。ここからは落石の注意書きもある。上を見ると赤土が剥き出した斜面が迫っていた。池の平に達すると舗装道になり、駐車場は車で溢れていた。トイレで用を済ませ、地図を確認して、身支度を整え出発する。

平坦な樹林帯の中の道を快適に進む。行き交う人は軽装な人が多い。やや急な坂道となる。樹林帯を抜ける。石のゴロゴロする山頂では30名ほどの団体が記念写真を撮っていた。

360度の展望となる。東には黒斑山の背後に浅間山の頂部が覗いている。車坂から伸びる稜線の南斜面は赤土の出たガレ場が目立つ。南側は小諸の市街地が広がっている。先ほどまで身えていた奥秩父や八ヶ岳連峰は雲が掛かってしまった。西には西篭ノ登山が望まれ北には四阿屋山・根子山が望まれる。
黒斑山・浅間山・水ノ塔 四阿屋山・根子山
黒斑山・浅間山・水ノ塔
四阿屋山・根子山
南風が吹き上がり、降雨が心配になる。早目に西篭ノ登山に向かう。低木帯を一気に下る。足元にはイワカガミ・アオノツガザクラが可憐な花を咲かせている。鞍部に達すると左に池の平が近くに見える。とうとう雨が降り出す。雨粒が大きく感じたので林の中で雨具を装着する。黄色のペンキを追いながら進むと山頂に達する。

足下に地蔵峠が、対面に湯の丸山・烏帽子山が望まれる。風を避け西側に進み、昼食を摂る。四阿屋山の山頂に雲が掛かり、雨脚が段々強くなってきたので山頂を後にする。俄かに雲が湧き出し、鞍部で見えていた篭ノ登山も山頂に達する頃にはガスの中に消えてしまった。往路賑わっていた山頂も、風が吹き抜け、人影は無かった。ガスのガレ場から林の中に入りホッする。来た道を辿り池の平の車のところに戻る。
西篭ノ登山 湯の丸山・烏帽子山
西篭ノ登山
湯の丸山・烏帽子山
駐車場の車も疎らになっていた。考えていた湯の丸山・烏帽子山は諦め、広いトイレで着替えを済ませる。数十人の小学校の生徒が三々五々小諸へ車道を雨に打たれながら下っていた。

小諸・立科・白樺湖・茅野と繋ぎ、中央道で帰途に就く。



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