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【日 時】 | 2004年 8月12日(木) |
【天 候】 | 晴れ時々曇り一時雨 |
【山 名】 | カムイエクウチカウシ山(1979m) |
【山 域】 | 北海道 |
【ルート】 |
(4:15)ゲート--(5:50)七の沢出会--(7:10)中の沢出会--(7:45)八の沢出会-- (8:45)下の三俣--(9:10)上の三俣--(11:25)カール直下--(11:50)カール底-- (12:05)稜線--(12:50)カムイエクウチカウシ山山頂--(14:10)カール底-- (15:25)下の三俣--(16:50)八の沢出会--(18:15)七の沢出会--(20:00)ゲート |
【所要時間】 | 15時間45分 |
【メンバー 】 | 単独 |
カムエクへのアプローチは七の沢出会まで車で入れず、札内ダムトンネル出口からの林道歩きが加わり、日帰りは絶望的なものとなった。翌日の天候は下り坂だったので、本日中に山頂まで行き、八の沢出会でのツェルト泊の予定で4時過ぎに出発する。ゲート前には落石や崩壊のおそれがあるので通行止めにしたとの案内がある。 巾広の平坦なダート道をタンタンと進む。太陽電池の測候用建造物を右に見る。一昨日の神威山荘までの林道と比較すれば格段に良い道で、若干の落石や修理工事部分はあるが車の通行には問題ないと思われた。広いコンクリートの橋を渡り、暫くすると右に道路半分ほど崩壊部がある。広場の左のログ風の建物の横にMTBが2台あり、ゲートの右にカムエク登山の注意事項が書いている。ゲートを抜け、右に貯水池を見て先に進むと河原に車が一台停まっていた。二人が朝の準備をしているようで「カムエクはこちらですか」と上流を指して聞く。七の沢出会は大きな本流の出会で大きな河原を成していた。 要領を得ず、取敢えず上流に向かう。水量は極めて少なく渡渉は問題ない。ピンクのテープを追うが見失う事も多い。基本的には河原と河床林を繋いでいるようだ。大きな荷物を担いだ二人が先を行く。1等三角点測量のため、山頂にテントを張って今日から観測するとのこと。4人の測量班がこの先を行っているとのことだった。成るべく川に沿って歩き、中ノ沢を確認する。上流に向かうに従い、状況を認識する。石のゴロつく河原歩きは注意力を要するが、河床林はその心配がないため速く歩ける。2時間弱でテントが数張りある八の沢出会に着く。均されたテン場が沢山ある。食料・ツェルトなどをテン場にデポする。 八の沢からも同じような河原歩きとなるが、河床林を選んで進んでいく。何度か渡渉を繰り返すと左から解けた雪の塊が落ちている。少し進むと下の三股になり、川の中央に雪渓が残る。4人の測量班に追いつく。左岸の草つきを辿ると上の三股に辿り着く。右の踏み跡を辿るが雪渓は落ちていた。戻り、測量班の人に聞くと中央の滝の右(左岸)を登って行くのだという。
ヘルメットを被ったカップルが降りてくる。急坂を息を整えながら進む。水音が途絶え、傾斜が緩むとカール底に出る。カールの中央部の岩場で一本入れる。 最近設置された金色の慰霊板が岩に埋め込まれている。一面お花畑でクマの気配はなく静けさが漂う。視界は良いがカムエク山頂部だけは絶えず雲が取り付いていた。ルートはカールを横切りヒラミッド峰に向かった後、稜線への急坂となる。稜線に乗り暫く進むと西側の展望が開ける。ハイ松が道を蔽い、狭い稜線の岩場の道となる。眼下にカールが望まれ、一直線に八の沢が伸びている。左手に山頂から軽やかに西に伸びる稜線とコイクボカールの一端を見る。岩稜をこなすと、ひと登りで山頂に達する。
山稜を歩いているとカールから流れるガスに乗ってナキウサギの声が聞こえた。マメが気になりカールで足のケアを行う。測量班の4人もカール底に辿り着いた。
荷物をザックに詰め込む。ここからもテープを辿り河床林を進む。途中雨に当るが、中ノ沢出会をショートカットするように長いルートが刻まれ時間を大幅に短縮できた。最後は河床歩きになるが朝見た車を発見しホッする。 林道は暫く星明りで進むが、工事個所やトンネルがありヘッデンを取り出す。赤いランプの廻るゲートの車に辿り着く。 22:00まで営業している、ナウマンゾウ温泉に浸り、足のケアを行う。国道沿いの駐車場で車中泊となる。 |