奥三方山

奥三方山から奈良岳
奥三方山から奈良岳

【日 時】2004年 8月29日(日)
【天 候】曇り一時雨
【山 名】奥三方山(1601m)
【山 域】石川
【ルート】 (8:45)林道終点--(9:10)登山口--(9:45)ブナ茶屋--(10:30)尾根--
(11:20)分岐--(12:00)奥三方山--(13:20)尾根終端-(14:00)登山口--
(14:25)林道終点
【所要時間】5時間40分
【メンバー 】単独


金沢の宿を出てR157を南下する。鶴来を越え川内村役場を左折、千丈温泉を目指す。セイモアスキー場や温泉・キャンプ施設を左岸に見る。右岸の林道を辿ると、舗装が切れる集落跡付近に通行止めの案内がある。ゲートが開いていたので通過する。落石が多く林道は奥に進むほど荒れた状態になる。舗装が剥がれたところもある。道路が崩壊したところで林道は終わっていた。

ここに車を停め身支度を整え出発する。ロープが張られてた崩壊個所を通過すると、草で覆われた林道となる。右下にもじりノ滝を見る。道は草で覆われて、倒木が横たわる。暫く進むと「奈良岳5.0K、奥三方岳4.4K登山口」の標識が現れる。
もじりノ滝 登山口
もじりノ滝
登山口
取り付きは木の階段になっている。笹の混じる急坂を登ると、大きなブナの疎林帯となる。ブナ茶屋と呼ばれるのはこの辺りだろうか。右にトラバース気味に高度を揚げながらルートが刻まれている。汗が噴き出る。

やがて平坦なトラバース道になるが、中々尾根に乗らず、山の大きさを感じる。やや下り気味になり、中三方山からのルートにロープが張られている。小さなアップダウンの泥濘の道を通過するとブナの道となる。左に犀川の渓谷が落ちて、風が吹き上がる。犀滝は判別できない。
中三方 鏡池
中三方
鏡池
ブナの端境が稜線の道となっている。ピークを右に見て、やや急な坂を登るとまた泥濘のアップダウンとなる。鏡池は帰りに立ち寄ることにして先を急ぐ。右に奥三方、左に奈良・見越をみながら、緩やかな長い坂を登る。奥三方岳 400M、奈良岳1500Mの標識が現れる。

少し下り、頂への登りとなる。奈良岳・見越山が指呼の間に望まれ、大笠山へ大きな稜線が伸びているが、山頂付近はガスが掛かっている。山稜の間から富山側の山も望まれる。西には口三方・中三方など来し方の稜線が望まれる。ひとピーク越えるとやっと奥三方が姿を現す。
大笠山 奥三方山頂
大笠山
奥三方山頂
山頂には単独行が居て、互いに驚き、暫し談笑する。ガスが掛かり視界は得られなかった。時間的に奈良岳は厳しく諦める。

帰路に就く。鏡池に立ち寄る。トラバースに掛かる辺りから通り雨になるが、雨具は準備せず。小刻みに休憩を挟み登山口に到着。水場で手拭を浸し、汗を拭う。車のところに戻り、着替えを済ませる。

ゲートを閉められることを心配したが、軽トラが現れ、後に続く。千丈温泉に浸り汗を流す。

R157を南下、福井北から高速に乗る。滋賀・関が原・藤原では台風の影響か雨で路面が濡れていた。


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