大御影山

大御影山
大御影山

【日 時】2004年 9月 4日(土)
【天 候】曇り一時雨
【山 名】大御影山(950m)
【山 域】福井・滋賀
【ルート】 (11:40)林道--(12:35)登山口--(13:25)大御影山--
(14:20)登山口--(15:10)林道
【所要時間】3時間30分
【メンバー 】単独


台風と秋雨前線で土日とも何処もスッキリ晴れるところはなく、天気の読みが難しい週末となった。遠出は難しいと考え、若丹の大御影山を目指すことにする。

関ヶ原から高速に乗り、敦賀で降り、R27を西進する。美浜で左折し、県道313を南下。新庄の開閉所を右に見て、さらに南下。バーベキューキャンプの車が多い渓流の里を右にみて、少し進むと林道が2つに分かれる。左の栗柄林道を辿り、折戸谷沿いに進む。赤坂山登山口の案内があり、ここに大谷山登山口まで8Kの標識がある。道は徐々に高度を揚げていく。右に東屋が現れ、下りになったところに大谷山登山口の案内があった。少し下ると道路が2つに分かれ、滋賀側への原山林道は通行止め、大御影山方面の河内林道には鎖が掛かっていた。帰路、ユトリがあれば大谷山に登ることにして、身支度を整え、出発する。

鎖の横には大御影山の標識がある。山腹を捲くように林道が伸びている。暫く歩くと心配していた雨が振り出した。直ぐに雨具を着装する。通り雨で直ぐ止んだが、ガスが発ち、視界は失われていった。やや登り気味の平坦な林道をタンタンと歩く。道幅の広い峠のようなところに出る。左の尾根にピラデスト今津の案内があり、道路の右に登山口の案内があった。ここから尾根に乗り、一本入れる。

稜線の平坦な道をタンタンと進む。県境を示すコンクリートの杭が埋め込まれ、泥濘には鹿の蹄の跡が残っている。滋賀側(南側)は視界が利くが福井側(北側)からはガスが吹き揚がる。前方にこんもりした丘が現れ、少し登り坂となる。大きなブナの混じる気持ちのよい林を通る。少し下り、登り返しとなる。密集した細木の中に、栗柄・河内谷林道まで2.2Kの標識が現れる。
河内林道入口 稜線の道
河内林道入口
稜線の道
雑木が切り開かれた山頂には三等三角点と山頂標識があった。ガスが濃く、視界は全くなかった。西にもルートが伸び天増川林道4.4Kの標識もあった。時間が経つほどガスは濃くなり視界は無くなってしまった。

タンタンと来た道を辿る。雷も鳴り出すが降雨はなく、車のところに戻る。天候の回復は望むべくもなく、大谷山は諦めることにする。人には会わず静かな山の印象を持った。

R27に出て敦賀からR8を南下、木の本、関ヶ原と繋ぎ帰宅となる。


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