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【日 時】 | 2004年10月17日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 石鎚山(1982m)・二の森(1929m) |
【山 域】 | 愛媛 |
【ルート】 |
(6:45)国民宿舎駐車場--(7:35)中間休憩所--(8:50)石鎚山-- (10:05)1866p--(10:55)二の森--(12:25)二の鎖分岐-- (13:40)中間休憩所--(14:20) 国民宿舎駐車場 |
【所要時間】 | 7時間35分 |
【メンバー 】 | 単独 |
石鎚山国民宿舎下の駐車場で車中泊となったが、夜間、満点の星空で、冷え込んだ。朝起きてみると、瀬戸内海側は雲海が出ているが、石鎚山脈は晴れている。パンの軽食を摂り、身支度を整え出発する。 コンクリートの階段を上がり、国民宿舎へ。石鎚山の案内に従い、尾根の登山道に乗る。整備された平坦な道が伸びる。私以外登山者はいない。前方が開け、緩い登りが伸びている。霧が晴れ、突乞とした岩の石鎚山が現れる。キツイ登降はなく、若干のアップダウンを繰り返し、徐々に登って行く。下りになると濡れた木の梯子が滑りやすい。立ち止まって小鳥を写している二人を追い越す。白装束の若い女性が勢い良く降りてくる。前方に二の鎖・三の鎖・山頂の小屋が望まれる。北壁の下を注意しながら通過する。深い谷を挟んで瓶ヶ森が雲を抱きユッタリと鎮座している。木の階段道を辿り、二の鎖分岐に到着。団体と行き交う。 門を潜り、鎖場には行かず、捲き道を進む。捲き道は鉄の階段が設置されていた。以前正月に来たときは雪の付着した木の階段を恐る恐る渡った記憶がある。ペットボトルのみの空身の人が息をきらしながら登っている。三の鎖を左に見て、捲き道を進む。ひと登りで山頂小屋に出る。
二の鎖まで降りると、二の森への分岐がある。少し下り先に進むと笹原が展がり、人声が途切れる。西の冠から二の森、五代の別のピークと稜線が伸びる。振り返ると石鎚が鋭鋒に見える。景観を楽しみながら、低い笹原の中をやや下り気味に快適に進む。前方に夫婦連れがユックリした歩調で歩いている。西の冠付近は岩場のアップダウンとなる。最低鞍部で夫婦連れを追い越す。やや急な林の中の道を登り、右にトラバース気味に進む。立ち枯れ木を前に、ここから見る西の冠はアリゾナのテーブルマウンテンを想起させる。山稜に出ると二の森が現れる。一本入れる。
東には石鎚山が、その遥か先に土小屋の建造物が望まれ、良くきたなぁと、昼食を摂りながら感慨に浸る。夫婦連れは高知の人で、瓶が森林道からR194に降りられることを教えて頂く。堂ヶ森方面に少し下ると五代の別のピークが望まれ、下の方から人声が聞こえた。男女の若い二人が到着した後、10人程が続々とやってきて賑やかな山頂になった。山のサークルのグループの様子で、オリジナルの古そうな緑の旗を広げていた。
二の鎖からはガスの中に入り、視界は閉ざされる。土小屋までは人が多くなり、平坦な道をタンタンと進む。紅葉は葉が少なく、イマイチといったところか。足元の落ち葉がモゾモゾと動き、よく観察するとネズミだった。カメラを構えようとすると巣穴に潜ってしまった。国民宿舎下の車のところに戻り、着替えを済ませる。 美馬温泉に本日の宿を予約する。瓶が森林道を西進すると雲海から抜ける。土小屋付近のみに雲海が掛かっていた。昨年正月に達した自念子の頭を左にみて、寒風山トンネルに達する。R194、県道を辿り、大豊から高速に乗り、美馬ICで降り、宿に着く。 |