大菩薩嶺

大菩薩峠方面
大菩薩峠方面

【日 時】2004年11月 5日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】大菩薩嶺(2057m)
【山 域】山梨
【ルート】 (15:00)上日川峠--(15:35)ふくちゃん荘--(16:30)大菩薩嶺--
(17:45)上日川峠
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】二人


家内が休めそうで、金曜に有休を取り、山梨・東京方面の百名山、大菩薩嶺・雲取山を目指して出かける。

郵便局で年調の再発行をしてもらい、家を出る。岐阜羽島から高速に乗る。距離的には遠いが、時間は短そうな中央高速回りを選択する。東海では霞掛かった空だったが、恵那山が望まれる。小黒川SAで昼食を摂る。八ヶ岳の山麓は紅葉がピークを迎えていた。山梨市街に入ると山の間から冠雪した富士山が望まれた。勝沼ICで高速を降り、ぶどう園の県道を走らせの塩山へ。R411に入り、高度を揚げる。大菩薩温泉で案内に従い右折。裂石神社を左に見て、紅葉真っ盛りの中をワインディングを繰り返し高度を揚げる。上日川峠の駐車場には十数台の車が停まっていた。

身支度を整え出発する。右に舗装道路を見ながら、落葉松林の中を緩やかに登って行く。5〜6組ほどの下山者と行き交い、福ちゃん荘へ着く。
上日川峠 雷岩から南を望む
上日川峠
雷岩から南を望む
時間も遅いので唐松尾根コースを選択。車も通行できるほどの広い道を進む。転回場の広場から山道になる。やや急な坂を越え、左に曲がる。広場の中に小さな岩があり、「雷岩じゃないよね」と言って通過する。平坦な尾根となり木の間から上部の笹原に陽が当っているのが望まれる。石の混じる急坂で、喘登となる。樹林帯を抜け、ススキと笹原帯となり、展望が展ける。赤く紅葉した山麓の間に湖が望まれる。所々にロープが張られている。3人の男子と行き交い、ひと登りで稜線に乗り、雷岩に着く。

日没も近いので、先に山頂に向かう。左に折れ、樹林帯の中を進む。山頂は森林の中にあった。一本入れ、食料を摂取する。山頂標識、三角点などを慌しくカメラに収め、雷岩まで戻る。霞が掛かり、大菩薩峠や黒岳方面を確認する程度で、遠望は利かず富士山も確認できなかった。日没となり、稜線を吹き抜ける風に寒さを感じる。
雷岩 大菩薩嶺
雷岩
大菩薩嶺
ヘッデンを点け、足元に注意しながら来た道を戻る。途中、2〜3度尻餅。石ころより、土がでているところほど滑り易い。此処から動物の泣き声が聞こえる。ヘッデンの電池が切れ、福ちゃん荘で交換していると、小屋の人が出てきた。面倒なので交換せず、ケータイの明りで、舗装道を照らす。道路脇で動物のガサつく音が聞こえる。上日川峠の明りが見え、車のところに戻る。無風の暗闇に葉が一斉に落ちる音が聞こえる。

車での下り道では、タヌキが道路を横切り、道路脇にシカが立っていた。大菩薩の湯に浸り、汗を流す。塩山駅で食事を済ませ、コンビニで食料を仕入れる。柳沢峠を越え、お祭りから林道に入り、終点で車中泊となる。


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