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【日 時】 | 2004年11月14日(日) |
【天 候】 | 曇り |
【山 名】 | 森茂峠〜1364P(1364m)・古峠 山(615m) |
【山 域】 | 岐阜 |
【ルート】 |
(6:45)森茂峠--(7:45)鉄塔--(7:55)1364P--(8:35)森茂峠==中山峠== (12:35)日向洞林道--(14:00)稜線林道--(15:45)日向洞林道 |
【所要時間】 | 1時間50分・3時間10分 |
【メンバー 】 | 単独 |
一等三角点百名山の御前岳は残雪期の報告が殆どだが、無雪期に南側の三の谷の尾根ルートから登った古い報告もチラホラ見掛ける。土曜日は前日のウォーキングの疲れが残り、寝過ごしてしまう。日曜も持ちそうとの予報で、この日は取り付きの探査に充てることにする。土曜は御岳・恵那山が濃尾平野から識別できるほどの快晴だった。岐阜羽島から高速に乗り、東海北陸道の終点、飛騨清見で降りる。 直ぐ下小鳥ダム方面の県道に入り、江黒で小鳥川を渡る。川沿いに進むとゲートがある。鍵はなくピンを抜いてゲートを通過する。少し崩れたところも在るが舗装部もあり、森茂峠までは、送電線のメインテナンス道となっている様子でスンナリ通過する。峠には祠もある。 道なりに下降するとカモシカが慌しく坂を登って行く。先の台風の爪跡か、谷側が抉られた箇所を幾つか通過する。車の轍もあり、道路も応急的にメンテされているようだ。森茂川の河床を渡り、暫く進むと森茂白山神社跡の白杭が現れ、車はここまでとなっていた。現在地は判別できなかったが、一の谷林道に入った辺りだった。森茂川沿いの道も一の谷林道も自然の中に消えうせてしまうようだった。 夕暮れが迫っていたので、一の谷林道からのアプローチは諦め、送電路を辿り、栗ヶ岳から西に伸びる尾根を目指す。森茂峠まで戻り、車中泊とする。
身支度を整え出発する。少し進むと急な硬ゴムの階段道となる。登り切ると傾斜が緩み、快適な送電路となり、送電塔の下に出る。二つ目の送電塔からは、視界が展がり、対岸の猪臥山や乗鞍・御岳・北アが望まれた。送電塔の立つピークの脇に三等三角点があった。栗が岳方面は雲が掛かっている。直角に曲がり左に尾根沿いに送電維持路が続く。下の鉄塔への下降ポイントが、尾根との分かれになる。尾根には踏み跡は全く無く、猛烈な笹ヤブとなる。いける所まで行ってみるつもりだったが、身動きができない状態となる。雨も降りだしたので、アッサリと諦めることにする。
R158を南下、黒谷から中山峠水芭蕉群生地を訪ねる。明宝スキー場上部からオサンババへのルートを探るが、よく判らず。この山も冬スキー場が稼動している時に訪れる山かもしれない。 スキー場の広い駐車場の設定されたコースを車がタイヤを軋らせながら走っていた。烏帽子岳東側の山腹を走る林道に行ってみたが、途中で工事中になっていた。 R472を南下、郡上八幡を抜け、R156に入る。郡上相戸のトンネル前から日向洞林道に入り古峠を目指す。谷沿いの道を進むが、増水のため、崩れているところがあり、車を停める。 林道を遡上すると二股になる。鈴谷林道の白杭があり、右に進むが直ぐに終点となる。右岸には杉の倒木がある。茨の繁茂する荒れた谷の様相で分岐まで引き返す。 林道を辿ると、ドンドン高度を揚げて行く。山稜まで達し、二股となる。山稜に刻まれた道を左に進み、下降ポイントまで行ってみる。明瞭に山越えするところがない。一本入れる。
美並から高速に乗り帰宅となる。本命の御前岳、代替の猪臥山・オサンババ・烏帽子岳・古峠全てに失敗した山行であった。 |