白倉岳

白倉岳
白倉岳

【日 時】2004年11月26日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】白倉岳(950m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (12:45)村井登山口--(13:55)牛コバ--(14:20)稜線--
(14:45)白倉岳--(16:05)松本地蔵--(16:25)村井登山口
【所要時間】3時間40分
【メンバー 】二人


金曜の夜から土曜の朝方に日本海で低気圧が発生し、日本海側は荒れた天気になるとの予報になった。家内は土曜の山行の希望だったが、天候が持ちそうな金曜に出掛けることにする。行き先は京都北山の東端の白倉岳にする。

関ヶ原、木の本、琵琶湖の北を周り、今津から朽木に入る。R367を南下し、村井バス停を確認。白倉岳の標識に従い、安曇川に掛かる橋を渡り、道なりにに山側に進む。突き当たりを左折、100M程のところに白倉岳登山口の案内があった。路脇に車を停め、身支度を整え、出発する。

植林の中の車も通行可能な舗装された道を暫く進む。白倉岳の標識のあるところから山道になる。やや急な坂を登ると、道を横断するロープに「すずめばちの巣があります」という案内がある。右に松本地蔵小屋が現れ、北からも幅広の道が伸びていた。上方にも、下山者にも告知するように「すずめばち」の案内があった。左に棚林谷を見ながら水平なトラバース道をこなすと、平坦な尾根に乗る。紅葉の終わった落葉の平坦な道をタンタンと進む。1時間ほど歩いて牛コバ辺りで一本入れる。本を取り出し先ほどの小屋が松本地蔵であることを確認する。
松本地蔵 大きな古杉
松本地蔵
大きな古杉
やや急な坂をジグを切りながら登って行くと、大きな古杉に出会う。落ち葉が敷き詰められた細い雑木林となる。対面に蛇谷〜武奈のユッタリした比良の主脈が木の間から望まれる。ひと登りで稜線に出て、大彦峠からのルートと出会う。稜線に乗ると西風が木を切る音に、寒さを感じる。左に植林、右に自然の潅木を見ながら、烏帽子山ピークに出たところで、雨具の上着を羽織る。ここからは、白倉の三山が望まれる。少し下り、平坦な道を進む。比良の稜線が綺麗に望まれ、蛇谷ヶ峰の反射板も識別できる。取り付きからは急坂となり、トラロープがジグザグに張られていた。ひと登りで山頂に達する。

二等三角点と山頂標識があり、武奈ヶ岳方面に切り開きがあった。下山は栃生コースにするか迷ったが、日没が16時半頃となるので、来た道を戻ることにする。
武奈ヶ岳方面 山頂
武奈ヶ岳方面
山頂
西には木の間から京都北山の累々たる山並みがあったが、同定できるものはなかった。タンタンと来た道を辿り、松本地蔵小屋で一本入れる。夕暮れ時となり、下方から列車の走行する音が聞こえてくる。日没前に車のところに戻る。

朽木温泉に浸り、汗を流す。温泉で食事を済ませ、来た道と同じコースで帰宅となる。


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