実家への引越し準備で重い荷物を提げていたのと重なり、チェンソーを使い庭の剪定作業で同じ姿勢をしていたら腰を痛めてしまった。朝早く出かけるつもりが遅い出発になった。台高の石倉山を目指す。
実家からR165を西進し名張を通過。室生寺を通り、R369に出て東吉野に向かう。R166に入り、高見トンネル前でトンネル工事で待たされる。フト顔を上げると高見山山頂付近は霧氷になっていた。トンネルを抜けたところで、前方にマスガタ山が現れる。石倉山へはまだ時間を要するので、本日はマスガタ山に変更する。R166から蓮ダムへの道に入る。加杖坂トンネル脇にある林道に入る。高度を揚げ、峠のようなところを越え、少し進むとトンネル東口からの道と出会う。左に小屋を見て、植林の中を徐々に高度を揚げ、稜線に達する。車を停めて鞍部に登ると対岸に三峰山・大滝山などが望まれる。林道終点の広場に車を停める。身支度を整え出発する。
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林道終点 | 大滝山 |
テープもなく勘を頼りに平坦な広く暗い杉の植林帯を進む。ひとコブ乗り越すと前方に高みが現れる。林作業の薄い踏み跡も消え、植林帯のピークに出る。東に進むと燦々と光の注ぐ冬枯れの明るい自然林に出る。植林との端境に三角点とマスガタ山(キツネクボ)と書かれたプレートや標識があった。
木立の背が高く眺望は得られなかったが、南には迷岳~白倉山らしい稜線が望まれた。登山道と書かれたテープが木に巻かれていたが、明瞭なルートは見当たらなかった。呆気なく山頂に達してしまったが、本日の山はこれまでとし、日溜りでユックリ持って来た弁当を広げる。
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山頂 | 山頂三角点 |
同じ道を辿り、車のとろに戻る。木に巻かれた登山道のテープを発見する。
時間もあるので蓮ダムに向かう。江馬小屋谷林道やナメラ登山口などを確認する。来た時と同じ道を辿り、実家に戻る。
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