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【日 時】 | 2005年 1月 9日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 白倉山(736m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 |
(7:35)赤木--(9:00)ルンゼ--(9:20)ピーク端--(9:45)白倉山-- (11:10)621P--(12:40)風伝峠--(14:25)赤木 |
【所要時間】 | 6時間50分 |
【メンバー 】 | 単独 |
予想していたとはいえ、朝方、冷え込んだ。空は満天の星で北斗七星は寝床時から1/4回転していた。 小栗須から赤木城跡に出て山側に向かう。長尾の標識があった。右に曲がり赤木の集落となる。ツエノ峯・西峯に暁光が当る。玉置山と石倉山の間の谷に進み、道が狭くなったところに車を停める。 車道を辿り、細い道を上がっても民家があった。左に続く車道を辿ると堰堤にでる。真中から水道が引かれている。堰堤の左岸を登ると植林帯の端境に切り開きが登っている。切り開きを辿ると広めの道となる。左に大岩を見ながら苔むした石垣の道を辿る。崩れた箇所があり、叢が覆い、余り利用されていない様子だ。谷に降りると道が失せ、テープが頼りとなる。直にテープも失せ、前方に数メートルの滝が現れる。 捲きルートもない様子で、マーカーを設定しながら右俣の谷に取り付く。倒木の混じる急なガラ場を木の根を掴みながら進む。上方に大岩が塞がり、ザックを置いてルートを確認。右は壁で、左のルンゼの芯を登る。何とか尾根に乗るが、直に大岩が現れる。今度は右に捲き岩の上に出る。足元にコーラの瓶があり、人跡を感じホッする。 稠密な細木のヤブを抜けると尾根の端に出る。谷の向こうに岩場を配した玉置山が、南には石倉山が望まれる。北には長尾などの集落の背後に西峯や雪を抱いた大峰の山々が望まれる。
丸い形をしたヒヨドリ山が東に見え、主稜から西に派生したピークであることを認識する。稜線を辿るが急に下り出した。元に戻ると稜線は右に曲がっていた。幾つかピークを越えて行くが、鞍部に祠跡のような石垣があった。ピークを越え主脈に乗ると踏み跡は明瞭になる。直に下りだし、そんまま進むと右に太平洋が望まれ、ヒヨドリ山に向かっていた。引き返すと薄めの分岐が698ピークを捲いていた。 稜線に乗り、テープを追うが、ピークを越えると、テープが消える。戻ってルートを確認しながら進む。P621から下ると、岩場の上に出る。東側に視界が開け、岩壁を配したヒヨドリ山が対面に鎮座する。尾呂志の集落が眼下に開け、大烏帽子山など南紀の山々が七里御浜の海岸線に伸び、太平洋が陽光に煌いている。下から人声が聞こえ、声を掛け合い、互いに驚く。20人ほどの団体でヒヨドリ山から鷲ノ巣山に向かう計画で、風伝峠まではテープがあるとのこと。 細い稜線、ピーク越え、岩場の捲き、ルートファインディングと、変化に富んだコースである。植林帯の中にも大岩があった。植林帯があると西側に降りたい気持ちを抑える。この辺りは岩場が多く、途中で振り返ると連続する岩峰群が西側に並んでいた。峠に近づくと東側にルートが振れ、慎重に、真っ直ぐに伸びた檜林を通る。峠手前350Mの尾呂志側の車道に降り、行き交った団体の車が路脇に並んでいた。
R311/R42/伊勢道/東名阪と繋ぎ帰宅となる。 |
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