日暮山・丸尾山

日暮山
日暮山

【日 時】2005年 2月 5日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】日暮山(723m)・丸尾山(851m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:30)神上小学校--(12:05)日暮山--(12:50)日暮峠--(13:35)神上小学校==
(14:35)一の木トンネル西出口--(15:20)尾根鞍部--(15:50)尾根鞍部--
(16:35)丸尾山--(17:10)一の木トンネル西出口
【所要時間】3時間05分・2時間25分
【メンバー 】単独


熊野の宿舎を出て西ノ峯に向かったが小森ダムは工事中でR169も交通規制になっていた。近くの別の山ということで日暮山に向かう。七色ダムを渡り、熊野市方面の道に入る。前方に日暮山の鋭鋒が望まれる。那智黒石の里の案内がある。通り掛かりの人に「日暮山にはどう行けばいいですか」と尋ねる。小学校の校庭の裏からと教えられる。校庭に車を停め、身支度を整え出発する。

田圃を通り、谷沿いの道に入る。人が余り入っていない様子で叢が被っている。石段の古い道であるが崩壊しているところもある。左に谷を見ながら徐々に高度を揚げる。尾根に出ると踏み跡がハッキリする。左を山側にして植林帯の暗い平坦なトラバース道を進む。やや急な坂を登ったところが日暮峠で石像があり、粉所側に峠道が伸びていた。

左に曲がり稜線を辿る。暫く進むと反射板に出る。七色ダムと育生の町の方向に切り開きがある。ここまでの道は整備されていたが、ここからは踏み跡が薄くなり、植林が途切れる辺りから一気の急坂になる。テープは稜線沿いにあり、ルートファインディングの必要はない。背後から大きな音が聞こえ出す。最初は車の爆音と思っていたが、振り返ると七色ダムからの放水の音が届いていた。喘登となり途中で小憩を入れる。
神上小学校 日暮峠
神上小学校
日暮峠
意外と平坦で穏やかな山頂だった。檜の植林帯で眺望はなかったが、木漏れ日が差しユックリ弁当を広げる。南東に切り分けがあったが、久留米木山への縦走路だろうか。

来た道を辿り車のところに戻る。

そのまま県道七色峡線を進む。新大峪トンネル手前から林道に入り、天神丸山に向うが、道路が崩壊状態になっていた。トンネルを抜け東側からもアプローチしてみるが、林作業のダンプが道を塞いでいた。天神丸山は諦め、丸尾山に向かう。野地木工所を過ぎ、瀬戸の手前から大丹倉への林道に入る。一の木トンネルを抜けた広場に車を停める。

丸尾山登山口の案内がある。植林帯の中に石段が組まれた道を進む。ひと登りで鞍部に達する。東側に進むと石像があり展望が展ける。大蛇峰は判るがその他の山は判別できない。

テープに丸尾山40分と書かれていた。尾根沿いに少し進むがヤブっぽいので、下に伸びる石段の道を辿る。ほぼ水平なトラバース道で進むに従い、ドンドン高度が下がる。滑状の岩に氷結した水が解けて流れ出している音が聞こえて来た。道を間違えたと気付き鞍部まで戻る。

鞍部に戻り、良く見るとヤブっぽいが、薄い踏み跡が尾根沿いに伸びていた。テープを辿るが、倒木が多く直に茨の混じるヤブになる。ヤブを捲くと潅木の中にハッキリした急坂の踏み跡が続く。ピークに出て右に曲がり少し下る。左手に丸尾山が望まれ距離を認識する。東に進み、緩やかな坂を登り返すと傾斜が緩む。

山頂そのものは木立で眺望はなかったが、東に進むと大きな伐採跡地に出る。谷底まで伐採が進み、植林もされていない状態だった。
伐採跡地 丸尾山
伐採跡地
丸尾山
来た道を戻る。茨を避けショートカットルートを採るが崩壊個所があり尾根道を辿るのが正解のようだった。日没前に車のところに戻る。


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