井原山・金山

金山
金山

【日 時】2005年 3月11日(金)
【天 候】曇りのち雨
【山 名】井原山(982m)・金山(967m)
【山 域】福岡
【ルート】 (9:40)三瀬峠--(10:50)P740--(11:40)井原山--(13:15)三瀬峠--
(14:10)テラス--(15:10)金山--(16:20)三瀬山--(16:45)三瀬峠
【所要時間】3時間35分・2時間35分
【メンバー 】単独


二日市の宿を出て、平等寺から那珂川町に入る。県道56からR263に入るところで少し迷う。有料の三瀬トンネル入口から峠越えの道に入る。三瀬峠は意外に交通量が多い。路脇に車を停める。金山3.7K、井原山4.6K雷山8.6kの標識があり、先に距離のある井原山を目指す。雨後で辺りは霧が発ち込めており、下の雨具を着装して出発する。

峠からの車道は通行止めになっている。谷沿いに進むと先の車道に出るが、十数m程、倒木が道路を塞いでいた。板の標識に従い、KDDIの管理地を左に見る。送電塔の下を通過する。見通しの利かない植林帯を緩やかに登って行く。林相が常緑照葉樹に変わる辺りから顕著な稜線となる。P693であいれふハイキングクラブの標識に従い左に曲がる。溝状の鞍部では新村からのルートが揚がっていた。喘登をこなしP740で少憩とする。

相変わらず霧が掛かっていた。下笹が現れると雪も出てきた。急な坂を登ると、低木帯となり、山頂の一角に出たことを認識する。井原からのルートと出会うと、山頂が見える。辺りは躑躅の木が密生し、花の盛期を想起させる。

広い山頂には三等三角点と標識があった。北側から絶えずガスが吹き上がり雷山方面の視界は得られなかった。先客の単独行は雷山に下り、山頂で休んでいると、井原から登ってきた単独行も殆ど休まず雷山のルートに向かった。
井原山 井原山山頂
井原山
井原山山頂
来た道を戻る。晴れ間も見え出し、送電塔やKDDIの管理地では金山も望めた。三瀬峠の車のところに戻ると、道路工事が行われていた。車を誘導する人が話しをしてきた。

一気の急坂が待っていると思っていたが、意外に緩やかに植林帯の中を登っていく。カヤトに出て右に曲がるところから常緑照葉樹の急坂になる。三瀬峠から1Kの標識を見て、直ぐに三瀬山(790M)のピークに達する。少し下り、カヤトの原を抜け、登り返しとなる。平坦な道となるが、細い稜線もある。ピークには城ノ山のプレートがあった。一気の下りとなり、帰路が心配となる。半分ほど下った岩場のテラスに出ると、大きな三角形の稜線を拡げた金山があった。景観に見惚れると同時に今から行けるのかと思われた。少憩する。

三瀬峠から2Kの標識があり、更に下った鞍部がアゴ坂峠。漢字で安後坂と書くようだ。苔むした林を抜け花乱ノ滝・石釜からのルートと出会う。緩やかに下ると谷に出る。中山地蔵との分岐は、山頂まで500M。稜線に出ると椎原峠からのルートと出会う。

眺望を期待していたが、残念ながら頂はガスに覆われ視界は閉ざされてしまった。国民宿舎からのルートもあるようだ。
苔むした林 金山の稜線
苔むした林
金山の稜線
そそくさと山頂を後にする。城ノ山への登り返しをこなし、三瀬山で少憩する。タンタンと下り車のところに辿り着いた時は雨が降り始めた。

R263を下り三瀬温泉で汗を流す。佐賀の平地になると雨は止んでいた。佐賀市で投宿となる。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる