午前中〜昼間、家の整理をしていたが、頭の回転が悪くなったので気分治しに、近くの山に出掛ける。以前から気に掛けていた君ヶ野ダム右岸に三角点のある高峰を目指す。天気は前日の雨も揚がり、風も緩く晴れていた。雲出川沿いに県道15を走らせ、伊勢たけはらから君ヶ野ダムに向かう。ダム湖の周辺を進み、宿広谷橋の先の広場に車を停める。
身支度を整え出発する。道があるか心配だったが谷沿いに伸びていた。木の橋が掛かり左岸から右岸、右岸から左岸へと何度か渡る。植林帯の中で視界はない。昨年の台風の影響があったのか、ルートは荒れ気味である。谷が二手に分かれ右俣に進む。数Mの滑滝を高捲く。谷から離れると急坂になり、上方に岩が現われる。大岩を左に見ながら開けたところに出る。急斜面をトラバース気味に右に進む。稜線に出ると左(西)の方が標高が高く、予定していたコースとは異なるルートを採ったと認識する。急坂を登ると傾斜が緩み、南側が自然林、北側が植林帯となる。樹間からダム湖が望まれる。
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山稜 | 高峰山頂 |
三角点と山頂標識のある頂からは、南側が開け、ダムの対岸の山が望まれた。西に進み、予定していたルートで下山しようと思ったが、明瞭な踏み跡は見つからなかった。北側からは作業道が山頂近くまで上がっていた。
時間も遅いので来た道で帰る。5時を告げるチャイムや名松線を走る列車音などが聞こえた。車のところに戻る。西日が湖面に映え、ピンク色のサクラが開花していた。日照時間も長なったと、感じる日であった。
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