西教山

西教山
西教山

【日 時】2005年 3月31日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】西教山(682m)
【山 域】三重
【ルート】 (13:55)金毘羅神社--(15:00)西南峰--(15:25)鉄塔--
(15:45)西教山--(17:00)金毘羅神社
【所要時間】2時間 5分
【メンバー 】単独


本日は少し遠くの山ということで西教山に出掛ける。この山は阿山郡大山田村にある山で霊山の南、笠取山の北西、経ヶ岳の西に位置する。大三から広域農道を経由してR163に入る。亀ヶ広では花見の堤燈を吊り下げていた。長野トンネルを抜け富永のバス停を右折。適当に山側に向かう。大きな木材を加工しているハートランドログに行き当たるが登山口らしい案内はない。少し西に行った金毘羅神社に車を停め、作業道を追うことにする。

身支度を整え出発する。暫くは植林帯の中の明瞭な作業道を追うが、やがて消える。左に谷を見て、急坂を登ると、薄い踏み跡がある。尾根に乗り高みに向かうと、林相が植林帯から自然林に変わる。アセビがたわわに花を付けている。傾斜が緩み冬枯れの潅木帯の中を進む。ピークに達するがヤブに覆われ、明瞭な道はなかった。木にE482などとプレートが打ち付けられていた。本日はここまでとも考えたが、北東方向の高みに鉄塔が見えその奥に山頂が見える。

稜線を辿り鞍部に下りるがヤブは濃くなる。植林帯に入るとトラバース気味に踏み跡があった。ルートが下り始めたところから逆に高みに登り、ヤブを抜け、開けたところに出る。そこが丁度鉄塔基部だった。帰路の送電保持路を確かめ山稜の鉄塔に向かう。開花したアセビのトンネル状態となる。良く見ると真白からピンクまで色彩もある。取付くと猛烈な細竹との格闘となる。倒木も混じり、しゃがみ込むと目の前に鹿の糞が現われる。山稜に達すると広く刈りまれ、ネットが現われる。

細竹のカヤトの中に木の櫓が組まれ、展望所になっていた。霞が掛かり遠望は利かなかったが、南面に笠取山の球形レーダが望まれ大山田の集落が展がっていた。北を見ると山頂近くまで道路が伸びてガッカリする。
西南峰山稜 山頂から南側
西南峰山稜
山頂から南側
山頂で鉄塔の建つ送電路を確認し、鉄塔まで戻り、巡視路を下る。間欠的に砲声が聞こえる。植林帯でルートが消える個所もあった。谷まで降り、巡視路と分かれる。暫く倒木で荒れていた。ハートランドログに出てホッとする。車のところに戻り、笠取山をドライブして帰宅となる。


アセビ
西の山稜 山頂から南側
高峰山頂

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