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【日 時】 | 2005年 4月 8日(金) |
【天 候】 | 曇り |
【山 名】 | 野江股ノ頭(1269m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 |
(10:15)江馬小屋登山口--(11:40)植林帯上部(檻)--(12:40)白倉山分岐-- (13:00)野江股ノ頭--(13:45)なんのき平--(14:30)植林帯上部(檻)-- (15:15)江馬小屋登山口 |
【所要時間】 | 5時間0分 |
【メンバー 】 | 単独 |
最近、手近な山行が続いているので、久しぶりにボリュームのある台高の山に行くことにする。全国的に晴れとの予報に反し、雨模様の天候となった。家を出てR369を西進、染谷峠から南下。R166に出て高見トンネルを抜け、蓮ダムへ。湖畔を走り、江馬小屋林道終点に車を停める。幸いにも雨は揚がったようだが、山の上部にはガスが掛かっていた。雨具を装着し出発する。 右股に掛かる橋を渡る。江馬小屋登山口の看板の下に登山届のボックスがあり、一般道であることを認識する。左股は行合との表記がある。尾根に取付き、野江股谷コースを右に見る。大岩下部を左に横切り、岩の横を登るが、雨後で滑り易く神経を使う。この辺りは常緑照葉樹が多く、ピンクの躑躅がよく映えている。岩の上に出ると左に谷を見ながら平坦なトラバース道となる。植林帯に入り、開けたところに出るが山の上部はガスが掛かっていた。小橋を渡り、ビンに赤テープが巻かれたところから一気の急な坂になる。左に谷を見ながらユックリ足を運ぶ。谷から離れ少し登ると、鉄の檻のようなものがあった。何かを仕掛けるためのものなのだろうか。小憩する。 倒木された木が苔むしているのを見ながら喘登を続け、植林帯を抜ける。冬枯れの自然林となるが、急坂は続く。登り詰め、右に曲がると傾斜は緩むが、ガスで視界は20m程。稜線の道となり、テープを確かめながら進む。小広場のピークに達し標識を見ると「なんのき平」と書かれていた。真中には斜めに伸びた大木が霧の中に立っていた。暫く進むと主稜の走るピークに達する。木に巻かれたテープに野江股ノ頭と白倉山の方向が書かれていた。右の尾根に進む。イワタバコの混じる小ピークを越えると稜線が狭まり風が吹き抜ける。冬枯れの疎林の中をルートを確認しながら登り返す。
分岐まで戻る。野江股ノ頭に掛かっていたガスは取れ始めたが、白倉山方面はまだ雲の中にあった。今回は白倉山は諦め下山することにする。往路はガスでよく見なかった「なんのき平」の木を確認する。時間が経つほどガスも取れ、太陽の光も指し始めた。登山口に降り着いた時には、スッカリ晴れ渡り山の端もスッキリ望まれた。
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