高見山

高見山
高見山

【日 時】2005年 4月30日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】高見山(1249m)
【山 域】奈良
【ルート】 (10:40)たかすみ温泉--(11:30)大谷--(12:45)杉谷・平野道分岐--
(13:25)高見山--(14:50)高見杉--(15:35)たかすみ温泉
【所要時間】4時間55分
【メンバー 】二人


前日の反省を踏まえ、晴天が約束された近場にする。御在所も考えたが、時間と人の多さを考え、台高の主峰の高見山に行くことにする。奥津に出てR368・R369と西進する。開路から染谷峠を越え平野川沿いに南下する。ログハウス村を抜け、たかすみ温泉を左に見ると下平野の集落端に高見山のコース案内があった。たかすみ温泉駐車場に車を停め、身支度を整え出発する。

平野川河岸に沿ったコンクリート道を下り舟ノ津橋を渡り、左折したところが高見山登山口だった。木の階段道が緩やかに登っていく。最初の堰堤下には英字も入った立派な道標がある。ジグを切りながらやや急な坂を登っていくと、二つ目の堰堤を下に見る辺りから平野の集落が見える。尾根に乗ると前方に高見山らしい姿が見え、かなり遠くに感じる。植林帯に入り、山稜を左に見て、よく踏まれた平坦な道を進む。緩く谷に降り、鉄網橋を渡り少憩する。
舟ノ津橋 高見杉
舟ノ津橋
高見杉
鉄網橋が続き、谷を渡り、先に進むと避難小屋があり、その横に鳥居と樹齢700年の高見杉があった。「幾星霜、在りて床しき高見杉 夢千年の昔を語る」。暗い植林帯を進むと作業小屋があり、この辺りから急坂になる。山道らしくなり、開けたところに出ると、陽射しが強く汗が吹き出る。ひと登りで 植林帯を抜け、尾根に出て、杉谷・平野道分岐になる。立派な地図の案内板がある。単独行が平野道に降りて行く。辺りは自然の潅木帯でツツジが萌芽の中に映えている。落ち葉の敷き詰められたやや急な坂道にはスミレが咲いている。国見岩・揺岩・笛吹岩を抜けると低い笹原の疎林となり北側の眺望が開ける。

小屋の上は展望台になっていた。高角神社の東側に二等三角点があった。霞みが掛かり遠望は利かないが、東には三峰に稜線が延び、北には鎧・兜・倶留尊・住塚など曽爾の山々が望まれる。陽射しを避け小屋の中で昼食タイムとする。展望台からはマスガタ山や南には雲ヶ瀬から伊勢辻に稜線が延び、国見・アカゾレ・薊が見えた。ファミリーなど数組の登山者が寛いでいた。
杉谷・平野道分岐 山頂小屋
杉谷・平野道分岐
山頂小屋
ユックリ景観を楽しんでいると東側からエンジン音が聞こえ、雲ヶ瀬の稜線をヘリコプターが飛んで行った。帰路に就く。笛吹岩からは眼下に国道が走り、大きな景観を成していた。高見杉で少憩し、往路を辿り車のところに戻る。たかすみ温泉にて汗を流し、家路に就く。


笛吹岩から
笛吹岩から

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