大和岳〜日ノ出岳

大和岳〜日ノ出岳
大和岳〜日ノ出岳

【日 時】2005年 5月19日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】如来月(1654m)・大和岳(1528m)・日ノ出岳(1694m)
【山 域】奈良・三重
【ルート】 (12:05)川上辻--(12:50)如来月--(13:20)三津河落山--(13:50)大和岳--
(14:15)ドライブウェイ出合--(15:00)川上辻--(16:00)日ノ出岳--(16:55)川上辻
【所要時間】4時間50分
【メンバー 】単独


やっと東北遠征のレポをアップした。週末はボタニカルアート展・OB会・試験と予定が詰まっていた。晴れ間のこの日は久しぶりに大台ヶ原に出掛ける。R165で榛原に出て大宇陀から東川経由でR169に入る。電光掲示板に「5月23日〜7月?日 時間交通規制」とある。ドライブウェーに入ると路面工事の個所が多くなる。川上辻の路脇に車を停める。自宅から3時間を要した。身支度を整え出発する。

安心橋付け替えの為、通行止めの標識がある。左の尾根に向かう赤布の掛かるヤブっぽい道を避け、水平道を進む。尾根から離れる気配を感じ、新しい橋の先の谷から尾根に上がるとなごや岳と如来月の鞍部に出たようで、明瞭な踏み跡が走り、満開のシャクナゲの花が迎えてくれた。普段、手強いヤブのイメージを持っていたが、花言葉の豊潤・絢爛いう言葉が花の時期には合うものだと感じた。ヒメササの中にバイケイソウが群生し、倒木の混じる新緑の樹林帯の急道となる。汗を流しながら快適に登る。ピークには如来月の標識とコンクリート杭があったが、木立で視界はなかった。
バイケイソウが群生 立ち枯れの高木
バイケイソウが群生
立ち枯れの高木
咲き乱れるシャクナゲ林を緩やかに下る。立ち枯れの高木が現れ、疎林となる。コンクリート杭のある三津河落に出ると笹原が広がり、白屋岳や山上・大普賢・行者還・弥山・八経・釈迦など大峰の大きな展望が開ける。北側に伸びる稜線は出入りが多く複雑なスカイラインを成し同定は難しかった。一本入れ昼食タイムとする。

日本鼻に登ると笹原の中に倒木がありアンテナ施設があった。緩やかに下り、登り返したピークに岩があり、枯れ木に大和岳の標識が括られていた。稜線沿いに進みヒメササが途切れる辺りから満開のシャクナゲ林となる。ドライブウェイに降り、川上辻まで車道を歩く。
大和岳 大峰方面
大和岳
大峰方面
再び稜線に乗り右に向かう。右に鉄柵で囲まれた保護地が伸びる。木の下の落下物調査の為の白い布箱が設置されている。シャクナゲ林を辿ると巴岳に出る。名の書かれたコンクリート杭のみで標識類は無い。木の間越しに如来月が見える。平坦な道を進み、大岩を右に捲く。やや急坂となり、ひと登りで山頂の一角に出る。日ノ出岳山頂は立派な展望台があった。加茂助頭は確認できたが、南から雲が湧き始めていた。周りには植生保護のためのロープが張られていた。
白い布箱 日ノ出岳展望台
白い布箱
日ノ出岳展望台
往路を辿り車のところに戻る。17時を過ぎたのでビジターセンターには行かず。帰路は東吉野経由だったが時間は同じ位だった。



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