月曜に腹部の検査を受けリハビリがてら曽爾の高槻山に行ってみる。興津に出て、西に進み、道の駅の信号を右折。中太郎生の地図を確認して西浦峠の案内に従い西側の山に向かう。扉のある林道入口に車を停める。身支度を整え出発する。
林道を50mほど進むと緑色の案内標識がありここから山道となる。植林帯の中を進むと、「七曲起点」と書かれた標識がある。ジグザグに切られた急坂を登っていくと東からの風が吹きぬける。ひと登りで鞍部の西浦峠に出る。白神渓谷や倶留尊山からのルートはハッキリした道だが、高槻山方面は林作業の道である。植林帯の中のテープと薄い踏み跡を追う。下笹が現れ、植林帯と自然林の境を進む。ひと登りで頂部に達し、左に曲がる。ヤブっぽい下笹を掻き分けるとプレートの掛かった山頂に着く。植林帯の一部といった感じで、少し戻ると雑木の間から大洞や伊賀富士が望まれる。峠手前で左に振れたが西浦峠に戻る。
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西浦峠 | 高槻山 |
高槻山は呆気なく終わったので、倶留尊山に向かう。植林帯を抜け、急坂を登ると三つ岩と書かれた矢印の標識がある。三つ岩は帰りに寄る事にして先に進む。一旦下り鞍部に達する。鞍部の西に開けたところがあり覗いてみると林道がここまで揚がっていた。自然林の中の急坂になる。東側がスッパリ切れた山型で右の山腹を登り、左に進む。頂部に達すると林の中に建物が現れ驚く。ここから日本ボソとの間は私有管理のため入山料500円徴収するとある。周辺にベンチはあるが見晴らしは良くない。平坦な道をモノレール沿いに進む。
広い山頂には三角点があり、ベンチが多く、以前にはなかった日本三百名山倶留尊山1038mと書かれた標識などで賑やかになっていた。南側に視界が開け、眼下に太郎生の集落が望まれ、日本ボソ、古光山、高見山、住塚山、学能堂山、三峰、修験業山、栗ヶ岳、局ヶ岳の山々が見える。
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日本ボソ、古光山 | 倶留尊山山頂 |
来た道を戻り、三つ岩に行って見る。倶留尊山の東側がスッパリ切れた岸壁を成していた。岩の上に出ると立ち竦むような高度感がある。ミツバツツジなどをカメラに収めながら、往路を辿り、車のところに戻る。
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