三峰山〜平倉峰

三峰山〜平倉峰
三峰山〜平倉峰

【日 時】2005年 6月10日(金)
【天 候】
【山 名】三峰山(1235m)・平倉峰(1222m)
【山 域】三重
【ルート】 (12:45)登尾コース小屋--(14:15)三峰山--
(14:50)平倉峰--(15:55)登尾コース小屋
【所要時間】3時間10分
【メンバー 】単独


近くの三峰山に出掛ける。この山は冬場の霧氷が有名である。南側の飯高から登ったことはあるが、ポピュラーな北側からは登っていない。

午後から雨の予報だった。敷津の三叉路を左に曲がり神末から左折し神末川沿いに奥宇陀青少年旅行村に向かう。不動滝の案内に従い林道を走らせる。トイレのある不動滝登山口の先にも車道が伸びている。途中の小屋から舗装が途切れ、ダート道になる。高度を揚げながら植林帯の中を走らせ、少し下ると立派なログハウス風の小屋が建っていた。登尾コースの途中に出たようだ。新道コースからの舗装道も揚がっているが、青少年旅行村からは通行止の案内がある。トイレの完備した小屋で霧氷登山20回達成者などの名札が掛かっていた。
ログハウス風の小屋 大きなブナ
ログハウス風の小屋
大きなブナ
身支度を整え出発する。傍らにネットが張られた木の階段を登る。路脇にコアジサイの咲く植林帯の中を進む。暫く進むと丸太のベンチがあり、北側に切り開らかれ、日本ボソ・倶留尊山・古光山などが望まれる。先に進むと石地蔵の前のプラスチック容器に賽銭が入っていた。自然林となり、大きなブナがある。不動滝コースと合し、大きな避難小屋がある。古い小屋は先の下ったところにあった。やや傾斜が増し、稜線の走る三畝峠に出る。左折し平坦な尾根道を進む。八丁平は帰りに寄るとして先に三峰山頂を目指す。雨後の道に夥しいシロヤシロの花弁が白い絨毯を形成している。

山頂は広場になって鳥瞰図・一等三角点・山頂標識があり北側に切り開きがあるが、雲が掛かり眺望は今一つであった。食事を摂っていると小さな虫が集ってきた。

時間もあるので東に伸びる稜線を辿る。自然林の中を進み、下り掛かったところにヤマツツジの花が落ちていた。踏み跡は薄いがハッキリした稜線である。小ピークを右に折れたところにヤブレガサがあった。霧が掛かり、ブナ林の中にシカが逃げていった。
三峰山頂 平倉峰
三峰山頂
平倉峰
開けたところに出ると、その端が平倉峰だった。粉糠雨となり視界はなかった。鳴き続けていた10cmほどの鳥がシビレを切らしたように数m上に飛翔してきた。梅雨を思わせる雨となり、この先は標高も落ちるので本日はここまでとする。三峰山頂まで戻り、八丁平に立ち寄るが、視界は無かった。避難小屋で小憩し車のところに戻る。


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