【日 時】 | 2005年 7月 4日(火) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | アラリンホルン(4027m) |
【山 域】 | バリス(スイス) |
【ルート】 | (09:30)ミッテルアラリン--(11:50)アラリンホルン--(14:00)ミッテルアラリン |
【所要時間】 | 4時間30分 |
【メンバー 】 | 単独 |
ザースフェーはツェルマットと同様、車を締め出しているが、駐車場は近い。 朝の天気予報のライブでは全地域晴れていたが、寒冷前線の通過で全国的に夜間、雨が降ると伝えていた。車に荷物を運び、朝食を済ませチェックアウトする。車のところで準備を済ませ出発する。別のコースを考えていたがインフォメーションで渡されたパンフレットには家族でも登れると謳っていたのでアラリンホルンに向かう。初めての4000m峰への挑戦である。 往復のチケットを買い、テレキャビンに乗り込む。ドムやテッシュホルンが窓から見える。モレニアで乗り換える。この駅は拡張工事をしていた。氷河の下で荒々しい光景が展がる。キャビン終点のフェルスキン駅も崖の上にあった。ここからは地下鉄になる。氷河のトンネルは寒い。地下鉄は傾斜があり、トンネルの中にあるケーブルと行った感じ。それにしても急な傾斜を勢い良く上がっていく。終点がミッテルアラリンで外に出るとアラリンホルンが姿を現す。 防寒対策のため衣服を着込み出発する。スキー場を横切る。スキーヤーは子供や若い人が多く、それぞれに指導者が付いているようだった。スキー場を越えたところで先行者がアイゼンなどを着装しザイルでアンザイレンしていた。日本人の男性2人と若い男女にガイドらしい男性の2組だった。私もスパッツ・アイゼンを装着する。彼らに先に行って貰い後方から続く。 西風が強く、ガスが流れるが眺望は良い。日本人の男性の一人は67歳とのことだった。リムプフィシュホルンを目指す4人のグループが見える。午後は天候が崩れるとの予報だったので早めに下山する。 往路、気になった凍っていたところは気温の上昇で問題なかった。10人近くアンザイレンしたグループがユックリ降りて行く。スキー場のリフトは止まり人影はなかった。アイゼンを外しミッテルアラリンに着く。スパッツなどを取り外し、外に出ると雨が降り出した。 |