ヘッティンガーアルム

ヘッティンガーアルム
ヘッティンガーアルム

【日 時】2005年 7月10日(日)
【天 候】曇り時々雨
【山 名】ヘッティンガーアルム(1487m)
【山 域】チロル(オーストリア)
【ルート】 (11:10)フンガーブルク--(11:40)ヘッティンガーアルム--(13:35)フンガーブルク
【所要時間】2時間25分
【メンバー 】単独


朝食を済ませ、フンガーブルクのケーブル駅に到着。予報では午後からは雨で、既に上部は雲が掛かっているので、ここから歩き出す事にする。

身支度を整え出発する。ケーブル沿いに上に進む。ワーキング用の広い道は左右に走っている。地図を確認すると左寄りにルートが記述されていた。ボーデンシュタインを目指していたがヘッティンガーアルムの標識が現われる。ここ2日程歩いていないので、本日は歩くのが目的で、行き先は如何でも良かった。

そのまま森林の中を緩やかに登っていく。2000FITと書かれた標識があり運動動作を描いている。何かの糞と間違えそうな大きなマツボックリに似たものが沢山落ちている。日本では見かけない花が咲いている。やや急な坂を登って右に曲がり扉を通る。鈴を鳴らしている牛を右下に見る。競技用のマウテンバイクのコースにはジャンプ台も設置されていた。スキージャンプ台などインスブルックの町並みが展がる。オダマキに似た花が道端に咲いている。道路をカタツムリが横断していた。とうとうガスが掛かり、雨が降り出し、木の下で雨具を着込む。
インスブルックの町並 カタツムリ
インスブルックの町並
カタツムリ
その間もマウンテンバイクの人が行き交う。ボーデンシュタインとの分岐近くでは小降りになった。徐々にガスも取れ出し、視界も回復してきた。ヘッティンガーアルムには農家とガムニがあった。今日はここまででユックリ写真を摂る。突然、声が聞こえ、見ると3羽の親と1羽の子供のアヒルが家の前を移動してきた。
ボーデンシュタインとの分岐 アヒル
ボーデンシュタインとの分岐
アヒル
来た道を引き返す。マウンテンバイクやハイカーが結構登ってくる。

車のところに戻る。高速A13を南下する。オーストリアは高速代金とは別に山岳道の有料区間があった。イタリアの高速は日本と同じシステムで入る時、発券され、距離に応じた金額が徴収される。

オルティセイで高速を降り、次々に変化するドロミテの岩峰を見ながら、カルディーナ峠、カンポソルンゴ峠、ファルツァレゴ峠を越える。今回の旅の一つの目的であったコルチナダンペッツォにとうとう辿り着いた。中心の広場にはクライミングウォールが設置され背後の岩山に残光が映えていた。


インスブルックの草花
鳥瞰図

囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる