時差ぼけが取れないので、一日中太陽の光を浴びるため北に向う。21時頃家を出るが睡魔が襲い瓢ヶ岳SAで仮眠を取るが、起きてみると7時を廻っていた。清見インターで降り、県道に入りトンネル前の猪臥山散策道入口・山頂まで5kの標識の前に駐車する。辺りは大きな広場になっていた。身支度を整え出発する。
傾斜はないが草が覆い踏み跡程度の道が伸びる。辺りはブナの林で展望はない。木に書かれた赤色のペンキマークを追う。山頂→、山頂まで約4.0kmと書かれた真新しい2つの標識が屈折ポイントにあった。1時間程歩いて休憩する。
晴れているが、ブナ林の中の道で陽射しは遮られる。やがて根曲がり竹を刈った道となり歩き難くなる。基本的には道は稜線上を辿っているが屈折するところがあり、そこにはハッキリした標識やマーカーがあった。植林帯に入り、山頂まで1kになると林が無くなり直射日光を浴びる。霞みで遠望も利かない。
|
|
猪臥山散策道入口 | 真新しい2つの標識 |
山頂の廻りは笹原で覆われていた。東にアンテナ施設が見える。西は森茂峠〜1364Pが判別できる程度だった。フト、北側を見ると車道が揚がって、林道終点に車が停まり無線交信のアンテナを建てていた。山頂までは15分も掛からないかもしれない。山頂の東に移動すると立派な祠があった。
分岐は判り難く、狩払いのある方に下る。鞍部には左に車道があった。ピークは捲くと思っていたが左に曲がりキツイ登り返しとなった。ピークを越えるが、相変わらず根曲がり竹の切り口の見える道が続く。更に登り返し、アンテナ施設の広場に出る。山頂まで1kの標識がある。ここからは車道を下る。薊に蝶が止まっていた。ガードレールの隙間を通り、再度、山道に入る。
|
|
祠 | アンテナ施設 |
植林帯の分岐に出るが踏み跡は交錯して判り難い。西側のハッキリしたトレースを下る。可也下ったところで山頂まで4kの標識が現れホッとする。所々に大きな木株があった。植林との境界を下るとブナの自然林となる。下部になるほど踏み跡は不鮮明になる。谷音が聞こえ林道に降りる。県道に出て車を回収する。
北に進み、ぬくもりの湯に浸る。河合から天生峠へは昨年来の崖崩れがまだ復旧していなかった。高山から東は天候が不安定に思えた。荘川まで戻り、白川郷から天生峠に廻り、車中泊となる。
|