籾糠山

天生湿原
天生湿原

【日 時】2005年 7月23日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】籾糠山(1744m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (6:10)天生峠登山口--(6:50)天生湿原--(7:35)籾糠山1.3k--
(8:45)籾糠山--(11:30)天生峠登山口
【所要時間】5時間20分
【メンバー 】単独


朝起きて見ると雨がパラついた。前夜、車が一台車中泊していた。顔を洗っていると、出発していった。天生峠の駐車場は広く赤い三角屋根のトイレ施設があった。上の駐車場にはテントが張られ登山案内所になっていた。河合方面はここから通行止めになっていた。雨具を装着して出発する。

赤い角柱の「中部北陸自然道 天生湿原1.1k」の標識がある。道端のホトトギスなどを見ながら山腹に切られた手入れの行き届いた道を緩やかに登って行く。湿原から流れる谷を左岸から右岸へ渡ると天生湿原に出る。湿原の淵にはニッコウキスゲが群落を成し、ワタスゲが白い球を描いていた。道端には大きなバイケソウやササユリが咲いていた。

湿原から離れ、ミズバショウ群生地を右に見て、谷沿いの道を進む。木平湿原との分岐辺りから大きな木の疎林帯となり原生林の面持ちとなる。左岸を進み、右岸に渡り谷から離れ、急坂となる。登り切ると平坦な道となり、木のベンチも現れる。タンタンと進み山頂まで0,4k辺りから木の階段の急な坂となる。
天生峠登山口 原生林
天生峠登山口
原生林
三等三角点の山頂からは猿ヶ馬場山が指呼の間に見える。ルートを確認すると一旦大きく下っており、笹が道を覆っていた。時間はタップリあるが、体調が優れないので本日はここまでとする。天候が回復し直射日光が当っていたが、下から雲も湧いて猿ヶ馬場を覆い始めた。

下山は尾根コースで下る。サンカヨウ・ツバメオモト・ゴゼンタチバナ・キヌガサソウは既に実を付けていた。ミズバショウ群生地に立ち寄るがミズバショウも大きな実を付けていた。人気のコースで数組の登山者と行き交うが、皆、カメラを持っていた。

猿ヶ馬場山 ミズバショウ群生地
猿ヶ馬場山
ミズバショウ群生地
駐車場に戻るとテントの案内人が「上まで行って来たか」と声を掛けられる。車のところに戻る。

新しく出来た平瀬温泉に浸り、帰途に就く。



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