夏の盛期を迎え北の山に出掛けたいところだが天候不順なため、南の大台ケ原に向う。朝９時に家を出て、Ｒ１６５、榛原、東吉野、Ｒ１６９と繋ぎ大台ケ原駐車場に着いたのが１３時前だった。ウィークディで駐車場は車が少なかった。身支度を整え出発する。
駐車場の西に道標があり、山道に入る。大台教会を右に見て少し下ると展望台コースとの分岐になる。バイケイソウの花咲く明るい谷を渡ったところに松浦武四郎の分骨碑の標識がある。２〜３組の登山者と行き交う。人の通過を感知する機械が設置されている。アップダウンの道で上から自動車の音も聞こえる。中の谷辺りで先行していた子供のグループを追い越す。尾根を越すと七つ池の案内があったが池らしいものは見当たらなかった。下りとなり快適に進む。ロープの張られた川を渡ると経が峰からのルートと出会う。原生林の中の平坦な道となり、ヌタ場を左に見て、開拓分岐に着く。
逆川を渡り、緩やかな坂を登り切ったところが展望台となる。切り開きがあり、対岸に大蛇ｰが見える。このコースで唯一の眺望が利くところだが、東之川や滝が見えず迫力がない。先に進みピークを越えると、右に山腹を見ながらトラバース道を下る。下って尾根に乗った辺りが逆峠か？暫く下ると尾根から分かれ右に曲がり山腹を左に見る。竜口尾根の取り付きはこの辺りかも知れない。暫く水平道を辿るが１６時を廻ったので本日はここまでとする。
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| 逆峠 | 展望台より |
帰路、竜口尾根の西側でクラガリ股の水場を確認する。展望台付近では猿の群れがいた。開拓分岐まで戻り、逆川、ナゴヤ谷のコースを採る。赤い鉄橋が掛かり、均されたところがあり、此方がメインコースの印象を持った。徐々に登り返しナゴヤ谷の遡行は長く感じられた。駐車場に近づくと教会や山荘には灯が点り始めていた。車のところに戻り、着換えを済ませる。
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