【日 時】 | 2005年 8月 9日(火) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 三本槍岳(1917m) |
【山 域】 | 栃木・福島 |
【ルート】 |
(8:45)林道終点前--(10:00)鏡ヶ沼--(10:25)甲子山縦走路-- (11:20)三本槍岳--(13:00)大峠--(13:20)分岐--(13:40)林道終点前 |
【所要時間】 | 4時間55分 |
【メンバー 】 | 単独 |
三本槍岳はどのルートから登っても同様の時間を要し選択に迷った。茶臼岳は那須からアプローチしたので今回は西側からの直接ルートを採ることにした。田島の宿を出てJR沿いの阿賀川右岸を走らせる。落合から東進し、観音沼森林公園を左に見る。日暮滝の案内を右に見る辺りはカーブが多い。砂防ダムの谷を横切りダート道を進む。広場があり「これより先、車両の乗り入れはご遠慮下さい」の青い標識があり、車が2台停まっている。車を停め身支度を整え出発する。 車道を暫く進むと大峠林道終点の石碑があり、車が一台停まっていた。車止めから先も石の多い広めの道が伸びていた。鏡沼分岐には「鏡ヶ沼について」の説明板があった。暫くはフワフワとしたカラ松の落葉の絨毯を緩やかに登っていく。そのうち荒目の涸れ谷を遡行する。谷から抜けるとブナが点在する笹原が展がる。上方はガスが流れている。少し下ると鏡ヶ沼の辺に立つ。辺には祠があり、湖面は対岸の須立山を写していた。沼は爆裂火口で、深度は東側が深く、西の湖畔は草地になっていた。沼の東側からは急な笹ヤブで崩壊地もあり、アルバイトを要する。甲子山からの一般縦走路に出てホッして一服していると、三本槍岳方面から三人の男性グループが通過していった。 坂を登り振り返ると鏡ヶ沼が眼下に望まれた。ガスが取れ始め暑い陽射しが戻ってきた。大峠からのルートと合する辺りから旭岳の鋭鋒が姿を現わす。傾斜が緩み這松帯を進む。 帰路は大峠に下る。この尾根は草花が多く見晴らしが良い。ギボウシ・シモツケ・ハクサンフウロが群落を成していた。大峠に近づくと流石山が大きく迫る。二人の男性と行き交ったが一人はバテ気味だった。直射日光が当り、登りにこのルートを採る場合は暑さ対策が必要だ。流石山は諦め、大峠から樹林帯に逃げ込み、鏡沼分岐で休憩する。車のところに戻る。 |