二ノ峰・三ノ峰

二ノ峰・三ノ峰
二ノ峰・三ノ峰

【日 時】2005年 8月27日(土)
【天 候】曇り後晴れ
【山 名】二ノ峰(1962m)・三ノ峰(2128m)
【山 域】福井・石川・岐阜
【ルート】 (6:15)上小池駐車場--(8:00)六本檜--(9:10)剣ヶ岩--(10:25)三ノ峰避難小屋--
(11:06)二ノ峰--(12:00)三ノ峰避難小屋--(12:15)三ノ峰--(13:50)黒坊上平--
(15:25)上小池駐車場
【所要時間】9時間10分
【メンバー 】単独


ハングルと電気の勉強も滞り気味で、懸案の二ノ峰・毛勝山の山旅に出かける。二ノ峰は福井県の最高峰で、白山・別山の南、石徹白道の上にある。以前、三ノ峰に登った時、立ち寄るつもりだったが、天候が悪化し諦めた。

前日の午後、家を出て東名阪を桑名で降りる。木曽三河公園を左折し、長良川右岸の堤防道に入る。漕艇場は設備が整い、8/26からのボート世界選手権の横断幕があった。岐阜羽島から高速に乗り、東海北陸道を白鳥で降りる。峠を越え、九頭竜湖を左に見る辺りから雨がパラツキ出した。勝原から打波川沿いの林道に入る。鳩ヶ湯を左に見て、終点の上小池駐車場で車中泊となる。

夜間、雨は降らなかった。朝起きてみると車が数台になっていた。曇っているが雨の心配は無さそうだった。ユックリと起き、朝食を摂り、身支度を整える。

一旦下り、ダート道に出る手前に栗の大木と水場がある。刈込池への散策の橋を右に見て打波川沿いに遡ると左に三ノ峰登山口の標識杭が現れる。急坂をこなし、左に谷音を聞きながら自然林の中を進む。中高生位の2人の男子を連れた4人連れがシッカリした足取りで追い越していった。谷から離れ開けた山越屋敷跡を右に見る。両ストックの若い人が勢い良く追い越していく。植林帯を抜け、ジグを切りながら視界のない自然林の中の急坂を進む。赤兎からの稜線の六本檜に出るが雲が掛かり遠望は利かない。檜の周りには綱が張られている。直射日光は受けないが、暑いので先に進み、木のベンチで休憩する。

森林限界を抜けると笹原が広がる。残念ながら、上方はガスが掛かっている。剣ヶ岩の上には白山方面から白山南山稜線解説板と書かれた写真があった。急坂を登ったところに木のベンチがある。岩の混じる急坂となり、登り詰めたところに標識がある。左に折れて草の覆うトラバース道となる。三ノ峰避難小屋では先の4人グループが寛いでいた。私も休んでいると空身で三ノ峰に向っていった。三ノ峰方面はガスが流れていた。
六本檜 剣ヶ岩
六本檜
剣ヶ岩
石徹白道に入ると一気の下りとなった。ガレ気味のところもあり、ルートの繋がりに神経を遣う。白山登山口から8kの標杭があるところに来るとガスが取れ始めた。鞍部の水呑釈迦堂跡まで来ると二ノ峰が姿を現わした。水場までは距離がありそうでパスする。石徹白からの単独行と行き交う。緩く登り返し、二ノ峰の標杭が現れる。標杭に書かれた「山頂→」に従うとヤブに入る。笹ヤブの中の赤布と薄い踏み跡を追う。十数m進むと切り開きがあり、三等三角点・測量標識・山頂標識などがあった。全くのヤブの中で眺望は無い。木の上に上ると別山東尾根が望まれた。一般道に戻り別山の東側の赤い岩壁を眺めながら鞍部で休憩する。

二ノ峰に向うグループと行き交う。三ノ峰避難小屋まで戻り、そのまま三ノ峰に向う。山頂では先の単独行と夫婦が寛いでいた。この山の周りは絶えずガスが流れ眺望は得られなかった。
三ノ峰避難小屋 別山
三ノ峰避難小屋
別山
花などをカメラに収めながら来た道を戻る。時間が経つにつれ晴れ渡り、赤兎から経ヶ岳への稜線がスッキリ望まれ、剣ヶ岩では銚子ヶ峰から願教寺山への稜線も望まれた。暑い陽射しとなり、2つの木のベンチで休憩をとりながらユックリ下る。車のところに戻る。

勝山の温泉に入り、疲れを癒す。福井から高速に乗り、魚津で降りる。片貝川を遡り憎ヶ岳東又谷登山口で車中泊となる。



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