晴天が続くとの予報を当てに東北地方を目指す。一気に行くのは大変なので新潟の山に立ち寄ることにする。27日の午後に家を出て、東名阪〜桑名と繋ぎ、岐阜羽島から高速に乗る。長野道から北陸道に抜け新潟三条で高速を降りる。R403〜県道〜R290〜R49と繋ぎ、三川から笹峠に向う。新潟市自然の森のキャンプ場には鎖が掛かっていた。峠の登山口に着いた時は1時をまわっていた。登山口は広場になっており、トイレ施設もあった。ここで車中泊となる。
朝起きてみると、霧が掛かっていた。朝露対策のため、スパッツを装着して出発する。自然の森の遊歩道から木立で視界の利かない平坦な尾根の山道に入る。小さくアップダウンを繰り返し、取り付きになり、緩やかに登っていく。オナモミ・メナモミなどの執着草がズボンに引っ付いている。1時間ほどの所に「清水があります」の標識がある。小憩する。
急坂となり、一部開けたところに出る。振り返ると雲が盆地を覆っていた。高度を揚げると霧が晴れ日が射してきた。潅木帯の一気の急坂になり喘登となる。登り詰めたところが人分山で「三角点 展望良し」の標識があるが、帰りに寄ることにする。ここまでは刈り払いされていた。一気に下ったところが「人分」の鞍部である。ここからは平坦な道となるが、クサボタンのような草が覆い、ズボン付いていた執着草も落ちていった。谷を挟んだ持倉山を右に見ながら2つ程、小谷を通り、大池に出る。池の周りは背の高い草に囲まれて、鳥の声が聞こえていた。小憩する。
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水場 | 人分山 |
余り人が入っていない様子でヤブぽい雑草が益々繁茂し道を塞ぐ。足元が見えないところは、確かめながら、平坦なトラバース道を辿る。山頂に見えるニセピークを2つほど捲くと、切り開かれた高石からのルートに出る。顕著な尾根道を辿ると山頂に飛び出る。
山頂は笹が刈り取られ小広場になっており、一等三角点と蝦蟇の石像があった。北東方向の視界が得られ、東の対岸に人ガ谷山が、北には三川村の市街地が望まれたが、五頭山は同定できなかった。ユックリ昼食を摂る。
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大池 | 日本平山山頂 |
来た道を辿る。予想通り「人分」からの登り返しがキツかった。三等三角点の人分山に立ち寄る。高速道路、菱形山や西側の山が望まれた。ナナカマド・クリ・黒い実をカメラに収めながら急坂を下る。遊歩道に出て東屋でユックリする。車のところに戻る。
R49からR290に入り五頭の出湯温泉の華報寺の共同浴場(¥150)に浸る。五ノ峰登山口で車中泊となる。
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