前夜、五ノ峰登山口の下の広い駐車場で車中泊となった。朝起きて五ノ峰登山口に移動する。身支度を整え出発する。川沿の広いダート道を進み、川を渡ったところが一合目でここから山道になる。単独の下山者と行き交う。植林の中の良く整備された道を進む。七曲の急坂を登り切ったところが四合目でここから山稜の道となる。烏帽子岩の見晴らしの良い広い五合目に出る。西には弥彦山の連嶺が薄っすらと越後平野の中に浮かんでいる。近くに水が流れているが飲用できないとの標識がある。小憩する。
六合目は小さく切り開かれ、スキー場方面のルートが合していた。一気の急坂になる。八合目では赤安山・少年自然の森からのルートと出合う。暫く登るとルートが左右に別れ、左に進む。山腹を捲くようにルートが刻まれ、ひと登りで広く開けた五ノ峰に出る。友情の鐘と書かれた木の門や石像がある。北には越後平野が大きく広がる。
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五合目 | 五ノ峰 |
少し下ると先の道と出合う。四ノ峰は「五頭四ノ峰 871」の標識が石像の前に置かれていた。上空を訓練中と思われるヘリが行ったり来たりしている。三ノ峰には蒲鉾型の避難小屋があり、どんぐりの森・村杉温泉からのルートが揚がっていた。二ノ峰はルートから外れたところにあった。一ノ峰には石碑と石像があり小広場になっていた。菱が岳の上でヘリがホバーリングをしている。先に進むと三角点があり、五頭山から菱が岳への東側の眺望が展がる。遠望は雲が掛かり山岳同定は難しかった。小憩する。
少し下り、三叉路になる。左に曲がり緩やかに登ったピークが五頭山だった。三等三角点があり東に開かれているが、眺望は一ノ峰三角点の方が良い。菱が岳は時間と体力を要しそうで諦める。一ノ峰三角点まで戻り、ユックリ昼食を摂る。
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菱が岳 | 五頭山山頂 |
人気の山のようでウィークディにも拘わらず三ノ峰まで10組ほどの登山者と行き交う。帰路はどんぐりの森コースで下山する。こちらのコースには合目標識がなく、谷を挟んだ対岸の登ってきたコースからは賑やかな声が聞こえ、そちらが本道に思われた。一気の急坂を下り、木のベンチのある長命清水で小憩する。急な下りはどんぐりの森キャンプ場の登山口まで続いていた。舗装道を下り菱が岳の登山口を確認する。4.1kの一方通行のやまびこ通りには道端に句碑・歌碑など立ち並んでいた。車のところに戻る。駐車場は半分ほど埋り、大型のバスが三台駐車していた。出湯温泉の共同浴場(¥150)に浸り汗を流す。
R290、R113からR287に入り長井で食料を調達して、嶽原の白鷹山登山口で車中泊となる。
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