白鷹山・最上神室山・仙台神室山

最上神室山・仙台神室山
最上神室山・仙台神室山

【日 時】2005年 9月30日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】白鷹山(994m)・最上神室山(1344m)・仙台神室山(1353m)
【山 域】山形
【ルート】 (6:45)嶽原--(7:45)白鷹山--(8:35)嶽原==
(10:00)笹峠--(10:55)ハマグリ山--(11:50)最上神室山--
(12:50)仙台神室山--(14:05)最上神室山--(15:00)ハマグリ山--(15:50)笹峠
【所要時間】1時間50分・5時間50分
【メンバー 】単独


嶽原の白鷹山登山口には駐車場がありトイレもあった。ユックリ起きて身支度を整え出発する。赤い門を潜り植林帯の中を緩やかに登って行く。昭和天皇御成婚記念林の案内板がある。水場には山頂まで1.1kの標識がある。道は良く整備されている。急坂はなく緩やかに登っている。雑木林にブナが混じる。

山頂には立派な虚空蔵堂が建っていた。広い草地の境内には休憩所もあった。中に入って見ると四角の囲炉裏があり四隅には椅子が並んでいた。部屋の片隅には板状の焚き木があった。大平方面には急な石段が降りており、こちらが本道に思えた。木の間から西のピークに白いレーダー雨量観測の建物が見えるが行かず。来た道を辿り、車のところに戻る。
参道 虚空蔵堂
参道
虚空蔵堂
県道を東進し、山形市を東西に横切り、R286に入り、笹峠に着く。車が10台ほど停まっている。トイレがあり観光の車がよく停まる。送電路が南北に走っている。雁戸山方面は雲が掛かっていたので神室山を目指す。

少し登るとジグザグに切られた坂道になり、高度を揚げる。ススキが風に靡き、足下に駐車場が見え、峠越えの車音が聞こえる。やや左目に捲くように稜線に出るとトンガリ山・最上神室山・仙台神室山が端正な姿を現す。緩い傾斜の稜線の道となり、背丈の低い笹原で快適に歩を運ぶ。景色を楽しみながらハマグリ山で小憩する。
笹峠 トンガリ山
笹峠
トンガリ山
岩の露出したところを下り、やや急な登り返しとなる。3〜4組ほどの下山者と行き交う。振り返ると雁戸山は相変わらず雲が掛かっていた。坂は見た目ほど傾斜は感じなかった。トンガリ山に達する。少し下り緩やかに登っていく。最上神室山頂では2人の単独行が寛いでいた。西に切り開きがあり山形盆地の中に朝登った白鷹山が浮かんでいた。談笑しながら小憩する。

少し下ると清水峠との分岐になり、東に向うと人気が少なく感じる。一気の下りとなり帰りの余力が気になる。前方に見える仙台神室山には地形的な影響か南東から絶えずガスが掛かっている。鞍部のダンゴ平に降りると日が遮られ湿っぽくなる。足元にはリンドウの花が咲いている。夫婦連れと行き交う。取り付きからは傾斜が強く一気の登りとなる。

東からガスが流れていたが、雲の底から北側の二口林道や、最上神室山〜二口峠に連なる稜線が望まれた。晴れればさぞやと思われる風景が展開するかもしれない。
最上神室山 仙台神室山
最上神室山
仙台神室山
来た道を戻る。ダンゴ平の手前で15人位のグループと行き交う。午後から下り坂になるとの予報通り、分岐に達すると一帯にガスが掛かり始めた。ハマグリ山の鞍部で雲の底に出たが直ぐにガスに覆われた。笹峠は雲の下だったが、東から風が吹き抜けていた。車のところに戻る。

天童温泉で投宿となる。


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