面白山

面白山から南を望む
面白山から南を望む

【日 時】2005年10月 1日(土)
【天 候】
【山 名】面白山(1264m)
【山 域】山形
【ルート】 (8:30)天童高原--(9:15)長命水--(9:45)三沢山--
(10:25)面白山--(11:25)長命水--(12:15)天童高原
【所要時間】3時間45分
【メンバー 】単独


本日は朝から雨との予報だった。宿を出て山寺からJR面白山高原駅を通り天童高原のキャンプ場に車を停める。三連休の始めの土曜だが車は全くなく管理舎も開いていない。幸いにも雨はまだ降り出していない。身支度を整え出発する。キャンプ場を抜け、車でも通行できる広い平坦な道が続く。落葉松林の植生の説明板があり、木の名前の説明プレートが掛かっている。暫く行くと所々に狭くなったところがある。谷間の方から鉄道の音が聞こえる。長命水で一本入れていると雨が降り始めた。

雨具を装着し、権兵衛平への広い道と別れ、山道になる。ジグザグの急坂をこなし尾根に乗る。潅木帯の緩やかな登りとなる。タンタンと登っていくとヒョッコリ開けた三沢山展望所に出る。天童市最高地点とのことだが、市街地方面は雲が掛かっている。前方に目指す面白山が大きく姿を現わす。小憩する。
長命水 三沢山展望所から
長命水
三沢山展望所から
少し下り、登りとなる。徐々に高度を揚げ、傾斜が増す。やがて一気の急坂になり開けたところもある。振り返ると開拓された天童高原が望まれる。その背後の山は雨呼山だろうか。進行方向右手には面白山スキー場も見える。急坂の喘登となり、頂の一角に出る。山頂は直ぐ先に見える。

山頂には三等三角点と石碑が建っていた。360の展望で南側には中面白山から南面白山へと山並が連なり大東岳が大きく鎮座していた。更に南には昨日登った仙台神室・最上神室の山稜が薄っすらとシルエットを描いていた。北側・東側の眺望が展がるが、同定できるものはない。山の麓には雲が纏わり、長雨の様相を呈していた。
天童高原 面白山山頂
天童高原
面白山山頂
来た道を辿る。三沢山と長命水の間で大きなザックの三人グループと行き交う。足元に落ちているヤマボウシの実や秋の花をカメラに収めながら車のところに戻る。

秋の晴天は長続きしないようで、暫くは東北は雨模様との週間予報に変り、今回の山旅はここまでとする。飯豊道の駅で土産を買って芋煮を食べる。新潟に出ると雨脚が強くなる。三条から高速に乗る。中央道の小黒川PAで仮眠を取って帰宅となる。


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