錫杖ヶ岳

錫杖ヶ岳
錫杖ヶ岳

【日 時】2005年10月20日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】錫杖ヶ岳(677m)
【山 域】三重
【ルート】 (14:30)錫杖湖登山口--(16:05)錫杖ヶ岳--(17:20)錫杖湖登山口
【所要時間】2時間50分
【メンバー 】単独


平成18年から津周辺の市町村が合併することになおり、各市町村の施設を巡るスタンプラリーが企画されている。安濃町の錫杖荘もその一つで、ついでに錫杖ヶ岳に立ち寄ることにする。この山は亀山の加太からは登ったことはあるが、南側からは初めてである。

グリーロードを走り美里・芸能を廻り、安濃ダムの錫杖荘に着いた時には14時を廻っていた。橋を渡り右に曲がった集落の端に登山口の木の看板がある。路脇に車を停め身支度を整え出発する。

暫く林道を進むとブルが道路を塞ぎ、索道を使って伐木の搬出作業をしていた。作業を止めてもらって通過する。2番の標識が現れ、山道に入る。植林帯の中をタンタンと登って行く。ほぼ200m毎に山頂までの距離を示した標識がある。岩の河床を渡ると5番の標識になる。単独行と行き交う。6番辺りから傾斜が増し、木の根を掴みながらの喘登となり、標識も100m毎になる。7番標識は見なかったが、登り切ると暫く自然林の混じる平坦な尾根道となる。再度、植林帯になり9番にはベンチがあり寺からのルートと出合う。木の階段の急坂を登ると青い屋根の東屋が現れる。二人の下山者と行き交う。加太からの西ルートに出て右に曲がると岩の山頂に出る。

山頂の説明板には雨乞いの霊山であったことが記されている。風はやや強いが晴天で視界は良い。青い錫杖湖の対岸には経ヶ峰が指呼の間に望まれる。東には四日市から伊勢に海岸線が伸び、遥か南には半島に朝熊山が突き出しているように見える。北には野登・仙ヶ岳などの鈴鹿南部の山や亀山の山が鎮座し、眼下の国道を走る車のエンジンの射爆音が聞こえてくる。

9番まで戻り、寺ルートで下る。展望所の誘導手摺は壊れていた。木の階段は多いが、激登は少なく、こちらの方が整備されている感じがした。谷を渡ると傾斜は緩む。タンタンと下るとポッと寺の横に出る。左に曲がり車のところに戻る。秋の日没は一気に押し寄せる。河芸のヨットハーバーは後日にして家路に就く。


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