京路山・八称宜山

京路山・八称宜山
京路山・八称宜山

【日 時】2005年12月25日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】京路山(414m)・八称宜山(422m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:40)剣峠--(11:20)京路山--(12:00)剣峠--
(12:20)八称宜山--(12:50)剣峠--
【所要時間】2時間10分
【メンバー 】単独


以前、八称宜山に登った時、剣峠の対面に南勢テクテク会の橙色の京路山登山口のプレートを記憶していた。快晴が約束される冬場の西高東低の気圧配置の時に登ろうと考えていた。

家内は腰痛で登山は控える。先日の朝熊ヶ岳の時と同じルートで伊勢市に入る。内宮の前を通り、川沿いの細い県道に入る。ラジオの名工大の学長の話を聞きながら植林帯を走っていると海の見える剣峠に着いた。峠にはその由来を記した案内碑と句碑があり、サザンカが咲いていた。アンテナ給電施設や南伊勢町の標識もあるが、南島町から町名が変わったのだろうか。3〜4台の車のスペースがあり、車を停めて身支度を整えていると、軽自動車がやってきて登山準備を始めた。

「京路山登山口 1.8」の橙色の標識にに従い、木の階段を登ると直ぐ右に岩場が現れる。ひと登りで稜線に出て神宮林からのルートと合する。常緑の矮小木の間に小径が走る。鳥が囀る木漏れ日の中の平坦な落ち葉の道をタンタンと進む。少し岩っぽいピークに出ると南側の景観が展がる。少し下って登り返したところに切原・泉、カマアトコースと書かれた標識があった。一投足で山頂に達する。

眺望が一気に開け、東はスペイン村の建造物が確認できる。南に延びる尾根の後方には入組んだ英虞湾・五ヶ所湾が望まれ太平洋に映える光が眩しい。遥か西には雪を抱いた大台の山々が連なっている。二等三角点や山頂風景をカメラの収める。風も無く、光が強く感じられる日溜りでオニギリをほうばる。

来た道を戻るが、直ぐに先の二人の登山者と行き交う。岩場の展望所からこれら目指す八称宜山を望む。峠に戻り、木の階段をひと登りして尾根に出る。少し戻ったところにコンクリート柱がありバーアンテナが取付けられていた。平坦な道を快適に進み、やや急な坂を登る。

展望所には三人の人が昼食を摂りながら寛いでいた。南島と伊勢の人で道の整備をしながら切原峠から来たとのことだった。傍らには鎌が置いてあり腰にはナタをぶら下げていた。切原峠方面のルートなどを聞きながら暫く談笑する。

車のところに戻る。時間もあるので南島に出てサニーロードを北上する。牛草山登山口の案内を左に見て、幾つかトンネルを抜ける。玉城に出て松阪経由で帰宅となる。



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