南亦山・筈ヶ峰

南亦山から
南亦山から

【日 時】2005年 1月 8日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】南亦山(982m)・筈ヶ峰(637m)
【山 域】三重
【ルート】 (11:15)南亦山森林公園--(12:10)南亦山(12:35)--(13:20)南亦山森林公園==
(14:35)新田--(15:40)筈ヶ峰--(16:20)新田
【所要時間】2時間 5分・1時間45分
【メンバー 】単独


家内は腰痛が続いているので、久しぶりに単独で東紀州の山に向かう。伊勢道沿いに走りR166からR42に出て南下する。行者山を右に見て、JR大内山駅の手前の信号を右折する。大内山の集落の端に行くと頭宮があり賑わっていた。3分岐があり唐子川沿いに進むと立派な東屋があり伊勢志摩地方の案内図がある。奥に進むと谷から離れ高度を揚げ、雪が現れる。陽射しの当るところは消えていたが、日陰は凍っているところもあった。積雪は数センチで先行車の通行したタイヤの跡もあり慎重に運転し、南亦山森林公園に着く。トイレのある駐車場は真っ白で入山者はいないようだ。周辺の4つの登山コースを示した地図の3つのコースにはXが記されていた。

身支度を整え出発する。雪に付いたカモシカのトレックを追いながら植林帯の木の階段の急坂を登る。自然林となり、アカシデ・ヒメシャラなどのプレートが木に括られている。ひと登りで東屋の立つ尾根に出る。自然林の快適な尾根道となり鞍部に木のベンチがある。展望が南に開け、錦・紀伊長島方面の海が映えている。緩やかに登っていくと東屋が現れる。千石越から北に延びる送電路が望まれ、下からモノレールが揚がっていた。千石越へのルートを右に見ると山頂はすぐそこだった。

櫓の下には一等三角点があった。丸太に雪の付いた櫓を恐る恐る登ってみる。東側の眺望は良く、志摩方面からリアス式海岸が南に続いている。西風が強く、大台方面は雪で霞んでいた。下りて櫓の風下で昼食タイムとなる。
東屋 南亦山山頂の櫓
東屋
南亦山山頂の櫓
千石越ルートで帰るが直ぐに倒木が道を塞いでいた。犬戻り峡の標識があるが踏み跡程度に見えた。期待していた展望は無く、木の間から三峰方面を垣間見る程度だった。植林帯の中をタンタンと下り、林道峰越・千石線に出て車のところに戻る。千石越まで行ってみる。門の倉コースの案内図があったがこれにはXが記されていなかった。

R42まで戻り、南下する。JR梅ヶ谷駅手前の信号を右折。ツヅラト峠の案内を左に見て川沿いに進む。集落を抜け、「県立公園犬戻り峡 3KM」の標識を右折して橋を渡る。真直ぐ進むと黄色の字で筈ヶ峰と書かれた錆びたプレートがあった。30M程先の施設の横に車を停めて出発する。

広い道は直ぐ行き止まり、イノシシ捕獲用?の鉄檻があった。植林帯の中の薄い踏み跡を適当に追うと左の尾根に出る。踏み跡は薄いがテープが現れホッとする。黄・赤・黒のテープが交互に現れる。作業道を横断し、窪地を迂回して踏み跡は斜面を一気に登っていく。植林帯を抜け、稠密な常緑矮小木の間を縫うようになる辺りから雪が現れる。北側からの尾根に出会うと傾斜は緩む。

山頂には標石と周りにプレートがあった。木立で眺望はなかった。南側からも同じような踏み跡が揚がっていた。
千石越 筈ヶ峰山頂
千石越
筈ヶ峰山頂
来た道を忠実に辿る。ルート上で眺望の利く開けたところは全くなかった。車のところに戻り、家路に就く。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる