三谷山・大河内山

大河内山東峰から有地山
大河内山東峰から有地山

【日 時】2005年 1月15日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】三谷山(518m)・大河内山(546m)
【山 域】三重
【ルート】 (11:35)紀勢南島トンネル--(12:10)三谷山--(12:45)紀勢南島トンネル==
(13:35)古和峠--(14:05)大河内山--(15:00)古和峠
【所要時間】1時間10分・1時間25分
【メンバー 】単独


土曜は雨だが日曜は晴れるとの予報になった。先週に引き続き、東紀州の山に向かう。大紀町にある三谷山・大河内山を検索して地図を印刷して慌しく出発する。いつものルートでR42に出て南下する。海山の郷紀勢 産地直売センターに立ち寄る。旧紀勢町と合併後の大紀町のパンフレットがあったが、三谷山は新しいものには掲載されていなかった。柏野まで戻り、信号を右折、直ぐに左に曲がり川沿いに暫く走る。道成りに進むとダート気味になり、谷と別れる。高度を揚げると、阿曽〜南島の舗装道に出る。所々に落石がある。紀勢南島トンネルを抜けた造成工事中の広場に車を停める。

身支度を整え出発する。ブルドーザーの脇を抜け造成中の道を進むが、初期段階の様子でカーブを曲がって直ぐに盛土前の窪地になる。窪地を越え削岩重機に手を触れると手の甲にベッタリとグリースが付いてしまった。駐車場の10M程上方で造成は止まっていた。行き止まりの手前にテープがあり踏み跡があり安心する。常緑の潅木帯の中をユックリと登って行く。ひと登りで稜線に出る。北の対面には国見岩からの稜線が見える。余り視界の利かない平坦な尾根道となる。木の間から山肌に刻まれた車道が東に延び、海が見える。

苔むした保護石の中に三等三角点があり、桧尾越と東側からルートが揚がっていた。木立で視界はなく、北に僅かな切り開きがあり国見岩と藤坂峠にある石灰採石現場が白い岩石を剥き出しにしていた。来た道を辿る。造成道を避け直接降るが、崖の上に出る。一寸戻るとトンネル方面に下る道があり、難なく車の前に出た。
紀勢南島トンネル 三谷山山頂
紀勢南島トンネル
三谷山山頂
柏野に戻り南伊勢方面に向かう川沿いに進むと古和峠の標識があった。京都の都道府県女子駅伝の実況を聞きながら、植林帯の中の道を進み高度を揚げる。峠から上は無線中継所の道でゲートがあった。

峠のスペースに車を停め出発する。車の轍の中に草が生え道の利用度は少ない様子だった。石灰採石現場は良く見えるが、先程登った三谷山はイマイチ同定できない。東北方向から大河内山東峰のアンテナ施設に給電線が揚がっていた。山を二周する様に道は続いている。後から車音が聞こえ、三匹の犬を乗せた軽トラが追い越していった。3/4周したところから車道と別れ植林帯に入る。植林と潅木の間をテープを追いながらひと登りする。

大河内山山頂は天空には開いていたが、仰角は潅木で視界は全くなかった。三等三角点と山頂プレートなどをカメラに収める。

車道まで戻ると先の軽トラがやってきた。車道を登り、無線中継所に立ち寄る。南側に展望台があり有地山が大きく望まれ、背後に太平洋が煌いていた。
無線中継所 大河内山山頂
無線中継所
大河内山山頂
帰路はショートカットを試み、給電線に沿った切り分けを下る。車道に近づいた時、銃を持ったアーミー服を着た人が現れた。鹿かイノシシを狙っているとの事だったが、追いこみルートを下ってしまったようで、その間、銃口を向けられていたことになる。

車のところに戻る。駅伝は最終ランナーのゴールの様子を伝えていた。帰途に就く。


石灰採石場

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