大森山・太平多山・甲ヶ森・玉置山

大森山・太平多山を望む
大森山・太平多山を望む

【日 時】2005年 4月 9日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】大森山(1078m)・太平多山(999m)・甲ヶ森(986m)・玉置山(1076m)
【山 域】奈良・三重・和歌山
【ルート】 (12:30)玉置辻--(13:30)旧篠尾辻--(13:50)大森山--(14:10)大森山三角点--
(15:00)太平多山--(15:20)甲ヶ森--(17:10)玉置辻==
(17:55)カツエ坂展望台--(18:10)玉置山--(18:25)カツエ坂展望台
【所要時間】4時間40分・30分
【メンバー 】単独


大森山は大峰南駈道の最南の1000m峰であり、玉置山の南に位置する。太平多山・甲ヶ森は旧篠尾辻から東に派生する尾根にある。

晴れていたが前日から黄砂が残って視界は良くない。尾鷲付近では視程は10k程度に落ちていた。神上の青空市場でミカンを仕入れる。小川口・竹筒・玉置口と通り田戸トンネル前で左折。玉置川の集落に驚く。玉置神社への登り口の玉置辻に車を停める。玉置山の頂上にアンテナが望まれる。車があったが登山後の様子で直ぐに去っていった。人が身支度を整えていると大森方面から単独行がやってきた。本日本宮を発ったが、明日から天候が悪いので直ぐに降りるとのこと。大森山のことを聞いたが余り要領を得なかった。

ゲートを越え広いダート道から平行して横道が奥駈道になっている。水平道の終点でダート道と合し、ここからやや急な坂道になる。若木の植林帯で陽射しが入る。以前には見なかった四角柱の石の奥駈道標がある。暗い植林帯に入り急坂を登りきったところが旧篠尾辻。太平多山の案内がある。右に曲がると平坦な尾根道になる。一箇所、南側に切り開きがあり篠尾川沿いの集落が望まれた。緩やかに登ったところが、大森山だった。植林帯の中で視界はなく、山頂標識があるのみだった。小憩後、三等三角点に向かう。こちらも潅木帯で視界はなく期待していた五大尊方向の眺望は得られなかった。
奥駈道標 篠尾川沿いの眺望
奥駈道標
篠尾川沿いの眺望
来た道を辿り旧篠尾辻まで戻る。途中の切り開きで太平多山・甲ヶ森を確認する。植林帯の中の稜線を辿ると右下に林道が見える。緩やかに登っていくと太平多山の標識があった。日の射さない植林帯の中で標識が無ければ通り過ぎてしまう。幼木保護ネットの辺りは低い下笹の気持ちのよい疎林帯になり、展望が開ける。再度、暗い植林帯になり、甲ヶ森直前では大きく下り、急な登り返しが待っていた。甲ヶ森も三等三角点はあるが、植林帯の中で眺望は無かった。

来た道を辿り、車のところに戻る。車が一台停まっていたが、遠くから来たので車中泊をして明日五大尊山に向かうとのことだった。
甲ヶ森山頂 玉置山
甲ヶ森山頂
玉置山
車で玉置山の駐車場に向かう。大きなザックの単独行が居た。北海道小樽から来た人で前鬼から入山したとのこと。明日から天候が崩れるので、連合いの車の到着を待っているとのことだった。駐車場から山頂までは距離があるのでカツエ坂展望台に向かう。ここには世界遺産の大きな石碑と展望台があった。

カツエ坂は下笹の疎林帯で、気持ちの良く歩ける。緩やかに登って行くとアンテナの下に出てアセビの密生を抜けると玉置山山頂となる。一等三角点の山頂からは東に開け、宝冠の森に延びる尾根が望まれた。展望台に戻ると、先日登った西ノ峰のシルエットが浮かんでいた。

湯の口温泉に浸り、鬼が城で仮眠を取って帰宅となる。

閑話:韓国では黄砂対策グッズがコンビニで売られているとか。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる