|
| 【日 時】 | 2006年 6月26日(月) |
| 【天 候】 | 曇り一時晴れ |
|
テレビの予報を見ていると朝方キルナで降っていた雨域が東に移動する様子を伝えていた。天気図には温暖前線と寒冷前線の境界に低気圧を表記せず、日本の方式とは異なる感じがした。今日明日は予想は余り良くない。 朝食を摂り、チェックアウトして、公衆電話で家に電話する。電話はコンインは扱えずカードでのみ使用できる。 キルナを出たところに電力風車があった。 徐々に高度を上げる。雪山が姿を現し、白波が立つ大きな湖が見える。山々は雄大であるが曇り勝ちで風が強く山頂にはガスが流れていた。アビスコは気温は5度。王様の道のスタート地点を確認してトレッキングは諦める。アビスコのツーリストステーションで資料を手に入れるが、地図は高価で手が出なかった。ステーションの売店には山・スキー・釣の道具が並んでいた。大きなザックを担いだ人が、小屋の予約などをしている様子だった。キルナの鉱石を積んだ列車が通過して行った。 サパヴァーラまで戻りR45に入る。道が次第に悪くなり、所所に地道も現われる。スウェーデンも末端の道にまでは整備が行き届かない。 カレスアンドから橋を渡るとフィンランドになる。国境の土産物屋には地図は無かった。フィンランドに入ると標識が少なく感じる。E8からR93に入るガソリンスタンドでルートマップを仕入れるが、物価が高く感じられる。北に行くほど木が低くなり、見晴らしが利くようになる。R93を辿りノルウェーに入る。
|