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【日 時】 | 2005年 8月 6日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 木曽駒ヶ岳(2958m) |
【山 域】 | 長野 |
【ルート】 |
(6:55)木曽駒高原スキー場--(7:40)幸の川取付点--(8:35)力水-- (9:45)六合目--(10:35)七合避難小屋--(11:25)八合目--(12:35)玉の窪小屋-- (13:15)木曽駒ヶ岳--(14:55)八合目--(17:00)力水--(18:35)木曽駒高原スキー場 |
【所要時間】 | 11時間40分 |
【メンバー 】 | 単独 |
久しぶりの登山で記録を纏めるのにも手間取ってしまった。木曽駒は学生時代に初めて登った山でその後も何度か訪ねたが何れも木曽側からのルートだった。伊那側にロープウェーができるまでは此方からのアプローチが主だったように記憶している。 茹だるような暑さの土曜の午後、慌しく出発する。夜になると瑞浪辺りで花火が揚がった。中津川からR19に乗り木曽福島を少し越えたところで右折し正沢ダム上の木曽駒高原スキー場で車中泊となる。長野は暑いと聞いていたが、半袖では寒く良く寝れなかった。月が照り明日の天候は約束されているようだった。 ロッジの近くに車が数台停まっていたが本日の木曽福島Bコースの登山者はいないようだった。身支度を整えていると、隣に三河ナンバーのランクルが停まった。ヘルメットやシートを展げはじめ正沢を遡行すると言っていた。スキー場を横切ったところに沢への分岐があった。スキー場の端を登ると林道になる。暫く進むとゲートがあり脇に軽自動車があった。鬱蒼とした林道をタンタンと進む。林が開け護岸された幸ノ川に出る。川に下りる階段があり「登山道」と書かれた赤ペンキがある。右岸に渡ったところで一本入れる。 ここから尾根への取付きとなり、川音を聞きながらジグザグの急坂を登る。登り詰めたところが四合目で右に曲がり尾根に乗る。学生時代、木曽福島から徒歩でここまで来て幕営したことを思い出した。鬱蒼とした林の中を進むと左に大岩を見る。力水は四合半にあり、美味しい清水が湧き出していた。この日初めての下山者と行き交う。 視界のない鬱蒼とした林の中をタンタンと進む。五合目は林の中だったが六合目からは赤林山などAコースの稜線が垣間見られた。一休みのペンキマークを越え右に巻く。見晴台があり、岩の上に立つと西側の眺望が展ける。霞が掛かり御岳など遠望は利かないがAコースの稜線は間近に望まれる。七合目避難小屋には背負子があり、黒板には周辺の略図が書かれていた。 Aコースと合する。ここからは岩壁に掛かる木橋などがあった。アップダウンのトラバース道となり、神経を遣う。松葉杖の下山者と行き交い驚く。玉の窪カールを抱いた木曽駒が姿を現し、道端のオニユリが気分を和ませる。七合半の山姥は麦草岳の東の窪地で大岩がゴロゴロしていた。まだ雪が残り、岩から涼風が漂っていた。八合目の下には水場があり、冷水が流れていた。ペットボトルに水を汲み一本入れる。 やや登り気味のトラバースとなる。低木帯になりヨツバシオガマ・チングルマなど高山の花も多くなる。カールの底に達し、右に曲がる。水音が聞こえ目を遣るとドラム缶がありホースが小屋の方に延びていた。岩石帯の喘登をこなし玉の窪小屋に達する。眺望が展け、目の前に三の沢岳が現れる。ここから見る宝剣岳は花崗岩の城壁である。中ア南部は霞んでいた。
ロープで来た軽装の登山者で山頂は賑やかになる。視界は10K程度で遠望は利かない。中岳、馬の背、大棚入山、祠、三角点などをカメラに収める。一本入れる。
国民宿舎の風呂に入り汗を流す。大町の扇沢まで移動する。 |
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