古光山・後古光山・亀山

亀山から古光山・後古光山を望む
亀山から古光山・後古光山を望む

【日 時】2005年 9月24日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】古光山(960m)・後古光山(892m)・亀山(649m)
【山 域】奈良
【ルート】 (11:00)小年自然の家駐車場--(11:30)亀山--(12:30)後古光山(13:00)--
(14:00)古光山--(14:20)南峰--(15:00)後古光山--(16:00)小年自然の家駐車場
【所要時間】5時間00分
【メンバー 】二人


久しぶりに家内と曽爾の山に出掛ける。大野から鎌倉へはトンネルが出来走り易くなっていた。御杖から曽爾に入る。曽爾高原には土産物屋などが出来、人で賑わっていた。少年自然の家の手前の有料駐車(¥600)に車を停める。身支度を整え出発する。

殆どの人が軽装というより、観光巡りの格好である。背丈まで伸びたススキを掻き分け散策道に出る。右におかめ池を眺める。ベンチでは皆、弁当を展げていた。急坂を登り右に曲がる。木の階段は亀山峠まで続いていた。景観は素晴らしく、右に日本ボソ、眼下におかめ池、対面に鎧・兜、住塚・三国が望まれた。ピークは人だかりで休憩はパスする。急に人気が無くなる。下った鞍部の道脇では機械で草を刈っている人達がいた。野焼きの防火帯の為の準備作業の様子だった。もう一つのピークに登り返したところが亀山だった。前方にこれから登る古光山・後古光山が望まれる。

急な木の階段を下る。平原と別れたところは笹や茨で覆われていた。直ぐ藪は消え植林帯に入る。曽爾高原の分岐を右に見て、車道の横切る長尾峠に出る。ここの駐車して置けば良かったと悔やまれる。植林帯の中の梯子状の木の階段を登る。左に折れ植林帯から抜けると右に東屋が見える。ピークを越えると陽射しが強く感じられる。見晴らしの良いところで単独行が寛いでいた。やや疲れを感じ休憩しようかと思ったが山頂まで300mの案内があった。ここからは自然林の急坂になる。鎖やロープ、木の階段が現れ頂き近くでは右に廻り込むように進む。ピークには30人近い中高年の団体が居た。後古光山はこの先のピークとのことだった。後古光山山頂は幸いにも団体の去った後だった。歩き通しだったので大休止とする。南側の景観に優れ、学能堂山、三峰山、修験業山、栗の木岳などが望まれる。

ロープや木の根を掴みながらの岩場の混じる急下降となる。フカタワに降りるところはロープが多過ぎて絡まる心配があり、神経を遣う。フカタワからは登り返しとなる。数人のグループと行き交い、登りも大変な様子を聞く。このルートは一度通ったことがある。急な岩場の状態は変わっていなかった。難場を抜け、単独行と行き交う。此方の方が急坂が長く喘登となる。登り詰め、山頂に飛び出る。
おかめ池 古光山から
おかめ池
古光山から
辺りは木に覆われているが北東に切開きがあり曽爾高原が望まれる。暫し休憩して三等三角点をカメラに収め、空身で南峰に向かう。ピークを越え降った辺りは細い稜線となり見晴らしの良い岩場に飛び出る。南峰からは眼下に長尾牧場、南に高見山、西に住塚山、東に大洞山、伊賀富士、登ってきた亀山、後古光山が望まれた。

来た道を引き返す。フカタワまでは注意しながらユックリ降る。後古光山まで登り返した時は家内は可也腕力を使って草臥れた様子だった。長尾峠まで降って、少しの登り返しがキツク感じられた。分岐から車道に降りると駐車場は目の前だった。帰り支度をしていたがまだ入場してくる車があった。
住塚・三国方面 南峰から後古光山・日本ボソ方面
住塚・三国方面
南峰から後古光山・日本ボソ方面
長尾峠から長尾牧場に出て、帰途に就く。野焼きは近日中に行なわれるかもしれない。紅葉にはまだまだの様子だった。


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