金井山

金井山
金井山

【日 時】2006年10月18日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】金井山(801m)
【山 域】釜山(韓国)
【ルート】 (10:10)温泉場地下鉄駅--(12:10)トンセボン--(12:45)東門--
(15:15)金井山--(17:30)梵魚寺地下鉄駅
【所要時間】7時間20分
【メンバー 】単独


朝、宿泊地の裏にある龍頭山公園に登る。天気は良いが今日も霧が掛かっていたので釜山タワーは止める。李舜臣将軍の像などをカメラに収める。

コンビニで食料を仕入れ地下鉄に乗る。車内で大声を上げ物売りする人が居た。近くの座席の人が500wで買ったが品物は小さなボールペンと手帳だった。

下車駅の温泉地では登山スタイルの人が沢山降りた。皆、金剛公園方面に向かうので後に付いて行く。公園に突き当たり右に曲る(公園入場は有料の様子だった)。急坂の舗装道を登ると道路に「トサンド」と書かれた矢印の白いペンキマークがあった。

ここから地道になる。道路の辺りは松林で花崗岩質の大岩が点在する。金井山麓xxという家を左にみる。ウィークデイにも拘わらず登山者は多い。気温と湿度が高く汗が吹き出る。今回は靴も衣服も登山の用意をしてこなかった。道は硬く埃っぽくランニングシューズでは滑りやすい。韓国の人は煽るように早く歩く。だんだん急坂になる。喘登となるが何とか山頂の稜線の端に着く。水道蛇口のある水場から右に進むと庵安寺があった。平坦な道を進むと主脈に出る。

ケーブルの方に向かうが一気に下っていたので止める。赤い征服を着た女性の団体が大きな声を掛けながら踊っていた。

北に向かい東屋のあるトンセボンに出る。ここからは遠くに岩山が望まれた。上鶏峰には行かず。

緩やかなダート道を下る。多くの登山者と行き交う。東門は峠の様相で東西に舗装道が横切りバスも走っていた。

道路を横切り城壁沿いに急坂を登る。アップダウンとなり、東屋を右に見る。徐々に高度を揚げ岩の間を抜けると松林が途切れ前方に視界が展がる。稜線に城壁が連なり、東斜面には岩山が現われる。
主脈標識 城壁跡のルート
主脈標識
城壁跡のルート
壁に沿って歩くと東に釜山大学北部の展望が得られる。一旦下り急な登り返しとなる。一般ルートは遮る物の無い階段で堪らず脇の山道に入る。登り切ったところの東屋で食事休憩とする。風が吹き抜け気持ち良い。

緩やかに登りウォンフォボンに達する。ここからは来し方が望まれ目指す金井山も見える。小さなピークを左に捲き急坂を下った鞍部が北門。此処にも蛇口付きの水場あり。

緩やかに登っていくと急な岩場となる。山頂には姑堂峰801.5mの石碑がある。360度の展望で北側の稜線を送電路が横切っている。北側にも縦走路が延びていたが本日はここまでとする。

北門まで戻ると水場では若い男子の軍人の集団が居た。北門に居た登山案内人に梵魚寺の方向を確認する。

岩の多い道だったがこの時間でもまだ登って来る人が居た。梵魚寺は大きな寺だった。
金井山山頂 梵魚寺
金井山山頂
梵魚寺
車道を下り、地下鉄梵魚寺駅に乗り宿に戻る。

韓国で初めて登った山だったが、歩き応えのある山だった。



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